どうもヒロです。
みなさん、ボランティアはされたことありますか?
私は地元の小・中学生を沖縄に連れて行き、平和学習や海洋研修をするボランティアを5年ほどやりました。始めはただの参加者でしたが、最後の2年間は主催者側としてボランティアの運営を行いました。
目次
ボランティアを集める方法

口コミで広げる
ボランティアには色々なスタッフの集め方がありますが、1番は口コミではないでしょうか?。これは複数回の開催をしたボランティアに限ります。
私がやったボランティアは7、8割が大学生のスタッフでした。新規のスタッフは半分程度です。新規のスタッフの多くは前年に参加したスタッフからの口コミでした。
同じ大学の友達や先輩からボランティアの経験を伝えてもらって、それに共感してもらうことが参加の近道です。
やはりボランティアとは興味があっても、なかなか参加することに勇気がいります。身近な人の体験談を聞くことで参加するハードルをぐんと下げることができます。
口コミを広げるためには、まずいい噂を広げてくれる人を作らなければいけません。つまり、毎年の参加者に「やってよかった」と思うことが大事なのです。
リピーターを増やす
ボランティアとは不思議なもので、参加した回が楽しければ、次の年も自然と参加者が増えます。参加者を増やすために最も手っ取り早いのはリピーターを増やすことです。
リピーターの良いところは、経験があるので即戦力になってくれること、そして先ほど述べたように口コミで新人を獲得してくれることです。
リピーターが多い年は運営する側も安心して活動ができますし、高い成果を出すことができます。
とはいえ、リピーターになってもらうためには、初めて参加した時の活動で満足してもらはなければいけません。
新人の獲得にせよ、リピーターにしろ、その時々の活動を頑張ることがスタッフ集めの効果としては最も高いことなのです。
公共の団体に協力してもらう
スタッフの対象が何歳かにもよりますが、学校などの公共団体に協力をしてもらうとスタッフ集めがぐっと楽になります。
私の場合は近隣の大学にお願いをしてスタッフ募集のチラシを掲示してもらいました。そのチラシを見て何人かは参加をしてくれました。
とはいえ、その学校でボランティアに誰も参加したことがないよりは実績がある方が掲示してもらいやすいです。なんにせよ、初めは地道は活動が必要になります。
またボランティアに参加する小・中学校にも人数分のチラシを準備して学級会で配ってもらうようにしました。そのチラシにはスタッフ募集の案内も同封しておきます。
子どもはスタッフになることはできませんが、保護者はスタッフ募集のチラシを見ます。もし、その家庭にスタッフ資格がある人(例えば大学生など)がいれば、保護者から紹介をしてもらうことができます。
学校は強いネットワークを持っています。保護者通しの口コミでスタッフが見つかることもあるでしょうし、子どもの時に参加してスタッフの資格を得たので参加したいと言う方も多くいました。
ボランティア1団体だけでは参加の輪はなかなか広がりませんが、大きな団体の力を使うことでぐっとスタッフの集まりが良くなります。
ボランティアが集まらない理由

募集期間が短い
ボランティアには人集めにも計画性が大事です。
私がやっていたボランティアは4月から始動しましたが、遅くても1月には計画をしていました。
参加者を募集するにはその年の計画が大まかでも決まっておかなければいけません。
ボランティアのスタートが遅れてしまうと、スタッフを募集する期間がどんどん短くなっていきます。
特に新規のボランティアは応募してすぐに集まるわけではありません。
少なくとも2〜3ヶ月の募集期間は必要でしょう。
余裕をみてボランティアの計画をしないとスタッフが不足することになります。
PR手段が少ない
ボランティアを応募には色々な手段があります。
先程は学校へチラシを掲示したり、生徒に配布してもらったりしましたが、他にも手段はあります。
チラシの掲示場所も、駅や市役所などの公共施設から、飲食店などに掲示をお願いすることもできます。
私がやったボランティアでは市内の全ての駅と多くの飲食店に協力をしてもらいました。
実際に駅でチラシを見た社会人の方がボランティアに応募しました。
その他にもインターネットでHPを作って今までの活動報告をしたりスタッフ募集をすることもできます。
またそういった直接的な勧誘ではない方法があります。
市のお祭りなどに出店をしてPRすることもできます。
私達は綿菓子作りやぬいぐるみ販売をしながらボランティア活動をPRしてきました。
お祭りには多くの市民が参加するので、とてもいい宣伝になったと思います。
最後に

ボランティアはどんなに活動が素晴らしくても、スタッフが集まらなくては意味がありません。
スタッフ集めは大変です。地道な宣伝を続けていかなければ成果は出ません。
そして、人が集まってから本当の活動が始まります。
ボランティアには色々な人が来ます、参加者達がやって良かったと思えるようなボランティアになるように、頑張っていきましょう。
そうすればまた次ボランティアをする時にも自然と人が集まってくると思います。
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