ボランティアの規模縮小について思うこと

考える女性

どうもヒロです。

あなたはボランティア活動に興味はありますか?

私は地元の小中学生を沖縄に連れて行き、平和学習などを行うボランティアを5年間しました。

最近は現場のスタッフではなく、理事としてメンバーのサポートをしています。

私がボランティアをしていた2013年頃は、子どもが70〜80人、スタッフが20名ほどいました。

しかし、今年は研修地を沖縄から地元に移すことになりました。

そして子どもは20名、スタッフは10名と規模が小さくなったのです。

なぜボランティアの規模が縮小してしまったのか、そこには様々な要因があります。

ボランティアを縮小した理由

疲れた女性

スタッフが集まらないから

このブログでも何度か書きましたが、一番の原因は参加者の集まりではなく、スタッフの集まりなのです。

私が現場の責任者として参加した時も、やはりスタッフ集めに一番苦労をしました。

それが5年前でしたが、話を聞くと、年々スタッフが集まらなくなっているようです。

私のボランティアは4泊5日の沖縄本研修の他に、事前研修を2回、事後研修を1回行います。

ボランティアが始まるのは4月ですが、活動の終わりは12月なので、ほぼ丸1年です。

そして研修内容を作り込むために、週に1回の定例会があります。平日の19時から22時まで打ち合わせをするのです。

このように普通のボランティアとは力の入れ方が違います。なので、参加する子ども達からはなかなか好評を得ているのです。

しかし、その分スタッフの負担は大きく、特に週に1回の定例会に参加できるスタッフを見つけることは大変なのです。

市の助成金がなくなったから

今までは子どもが参加する市から助成金をもらうことができました。

しかし、今年から助成金が出なくなったのです。経緯については詳しくは分かりませんが、市に余裕がなくなったのでしょう。

そもそも他のボランティア団体は全て自費で活動をしており、私たちのボランティアはいわゆる特別扱いだったようです。

今までは助成金を旅費や宿泊費に回していましたが、その分を補填しなければいけません。

そうなると参加費を増やすか、ボランティアの規模を縮小するしかなくなるのです。

ボランティアの規模を縮小した結果

悩む男性

スタッフの負担を減らすためには、定例会を減らす必要があります。そうなると、旅程や研修のプログラムを簡素にするしかありません。

さらに助成金の打ち切りもあり、今回は沖縄に行かないという決断をしました。

私たちのボランティアでは毎年多くのリピーターが来ます。沖縄に行った楽しい思い出をもう一度経験したいと思うからです。

しかし、今までは参加者が80名ほどいましたが、今回は子どもがほとんど集まりませんでした。

私は先日、研修に参加しましたが、子どもは20名ほどでした。現場のスタッフに聞くと、子どもが集まらずに活動を打ち切る可能性もあったようです。

おそらく研修内容ががらっと変わったため、リピーターがほとんどいなかったのではと思います。

スタッフの負担とボランティアの規模

スタッフの負担を減らすと、スタッフが集まりやすくなります。

週に1回の打ち合わせより、月に1回の打ち合わせの方が気軽に参加できるからです。

そして、沖縄ではなく地元で行うので、OBも参加しやすくなります。今年は多くのOBが参加をしました。

しかし、話し合いが減ると、それだけスタッフの結束も弱くなります。

今までは分刻みのスケジュールを作って、子ども達を楽しませるプログラムをたくさん作ってきました。

しかし、集まる回数が減ると、充実したプログラムを作ることはできません。

自前ではなく、業者に丸投げになってしまうのです。しかし、残念なことに、子どもが集まらないとお金もないので、プログラム自体もしょぼくなってしまいす。

ボランティアとはその名の通り、スタッフは無料で子ごも達を楽しませるために頑張るのです。

その頑張りができなくなると、ボランティア活動自体がつまらないものになります。

来年はどうなるのか

道

地元での本研修は終了しました。これからは来年のことについて考えなければいけません。

しかし、大きなネックとしては、子どもの集まりが悪くなることです。

今までは80人参加すると、20名ほどはリピーターでした。

しかし、今回の参加者は20名です。そうなると、ほとんどの参加者を新規で集めなければいけません。

今まではたくさんの参加者がいたのでリピーターも多く、同じ規模で活動をすることができました。

しかし、今回は規模を小さくしたので、再び参加者を多く集めることは例年以上に難しくなります。

スタッフの経験値の問題

考える女性

仮に来年、研修地を沖縄に戻すとします。そこで必要なのは2年目以上のスタッフです。

仮に経験者が誰もいない状況では怖くて沖縄なんていけません。

例年は昨年の経験スタッフが5〜6名ほど残ってリーダーになります。

しかし、今回は沖縄に行っていないので、今年しか参加していないスタッフにとって、沖縄は初めてになります。

そうなると、沖縄を経験した2年前のスタッフの復帰が必要になるのです。

またスタッフ集めが大変になります。

なぜボランティアは人手不足なのか

忙しい

ボランティアのスタッフは20名ですが、その半数以上は大学生です。

その中でも大学1年生から3年生がほとんどです。つまり、大学4年生になると、みんな就職活動でボランティアを辞めてしまいます。

そして、多くが他県から来ている学生なので、卒業すると就職して他県に帰ってしまうのです。

ボランティアのために、その場に残る人などいません。

このように、メインの学生スタッフはその年限りになるので、毎年のように人が入れ替わります。

長く続けている社会人スタッフは、その地元で働いている人ばかりなのです。

しかし、社会人はそもそも仕事が忙しくなったり、結婚してボランティアに参加できなくなります。

今のボランティアは、地元の市役所で勤めている方が代表なので、なんとか運営ができているのです。

まとめ

ポイント

ボランティアの規模の縮小は色々な要因から生まれています。

そして、ボランティアの規模を小さくすると、リピーターの数が減るので、再び規模を大きくすることは難しくなります。

ボランティアにかけるエネルギーと規模は比例します。

しかし、そのエネルギーを増やすどころか、維持することも難しいのです。

とはいえ、ボランティアで得られることは何にも変えられません。

この問題は地道な宣伝活動しか解決できません。毎年小さな活動をしていけば、口コミなどで広がり規模を大きくすることができます。

気長に活動することが、ボランティア活動を続ける唯一の方法なのです。

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