中学の変わった「K先生」が実は1番まともだった話

学校

どうもヒロです。

今回は私の中学1年の時の担任だったK先生について書きます。

K先生は当時40歳ぐらいで、数学を教えていました。野球部の顧問をしており、私は野球部でした。

その当時の私はK先生は変わってるなと思いました。しかし、社会の理不尽さを感じるたびに、K先生が1番まともだったことに気づいたのです。

K先生の印象的なできごと

勉強

井上!お前はプロレスラーになれ

中学校からみんな成績を気にします。テストの結果に順位がつくようになるからです。

先生は口をそろえて「勉強しろ、偏差値の高い高校に入れ」と言ってくるのです。

そして、私もそれが当たり前だと感じていました。

生徒の井上君(仮称)は授業についていけず、成績が悪かったのです。

何の時かは忘れましたが、K先生がクラスみんなに聞こえる声で「井上、お前は将来プロレスラーになれ、勉強なんてしなくていい」と言ったのです。

クラス中がざわつきました。

この時の私もみんなと同じようにただ驚くばかりでした。

K先生の意図

井上は野球部に所属していました。体が大きく、空手も習っていたようです。野球は下手でしたが、3年間やり通す根性もありました。

K先生は井上が勉強を頑張るよりも、自分の体で稼いだ方がいいと思ったのです。

先生は学校の進路を話すことはありますが、職業についてアドバイスすることはありません。

井上が中学を卒業してどつなったかは分かりませんが・・・。

連絡先なんて交換しない

中学1年の担任だったK先生は、2年生には他の学校に行くことになっていました。

その当時は中学生でも携帯を持つことが普通の時代になっていました。

終業式の日、寂しくなったクラスの女子達がK先生に「連絡先教えてください」と言ってきたのです。

普通は「分かった、また連絡するわ」と受け入れるはずです。私もそう思ってました。

しかし、K先生は「断る、絶対に連絡することもされることもないから」と言ったのです。

これには女子も驚きを隠せない様子でした。しかし、これが大人の対応なのです。

あなたも先生と連絡先を交換して、その後に連絡したことはありますか?

ほとんどの人がないはずです。

しかも先生にとってみれば、そんな連絡が20件も増えるのです。

無駄なことはやっても無駄なのです。その時のK先生の毅然とした態度は見習うべきものでした。

部活の試合はサンダル

K先生は野球の素人ですが、野球部の顧問になりました。

K先生が顧問になりたての頃、練習はもちろんのこと、試合もサンダルで来ていたそうです。

これには生徒だけでなく保護者からも驚かれたそうです。

しかし、この行動は別に変でもありません。

日本は「何でもきっちりしないといけない」と思っています。特に野球部では礼儀作法が重んじられます。

K先生はそんなルールはくだらないと思っていたのでしょう。さらに、靴を買うのも面倒と思っていたのかもしれません。

監督はサンダルでもいいのです、だってベンチで支持を出すだけですから。

「そんなにお堅くならなくてよくないですか?」何かK先生がそう語りかけているようでした。

お米券を生徒に渡す

K先生は数学の先生でしたが教え方も変わっていました。

例えば、マイナスとマイナスを掛けるとプラスになります。

これについてK先生は「なんでプラスになるか知らん、覚えろ」と言ったのです。正論です。

さらに、授業に飽きたのか生徒にかなりレベルの高い問題を出してきたのです。

その問題に唯一解けた生徒に対して「お米券」をあげたのです。

さすがのK先生もお金はまずいと思ったのでしょう。これを機に生徒の数学に対するモチベーションは爆上がりしました。

そうです、人間は誰だってご褒美がないと頑張れないのです。それをK先生はよく理解しているのでした。

まとめ

野球

社会に出ると意味不明なルールや文化にこの世が支配されていることが分かります。

それに完璧に否定しているのがK先生でした。

・生徒にプロレスラーを勧める。

⇨勉強しか見えてない学校の批判と、勉強できなくても金は稼げるという教え。

・サンダルで顧問をする

⇨ルールや形式にとらわれる日本のダメな所の否定。

・生徒と連絡先を交換しない

⇨社交辞令を否定。無駄なことに労力を使うことはしない毅然とした態度。

・生徒にお米券を渡す

⇨ただ勉強しろの限界。モチベーションを上げるには金品が必要だとの証明。

K先生は綺麗ごとは言いませんでした。「ダメなやつにはダメ。いいやつはいい」とても分かりやすいかったのです。

道徳の時間を無視して日本の起源を話してくれました。

今はどこで何をやっているのか、また会ってみたいものです。

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