どーも管理人の「ヒロ」です
今日もGWです。昨日は地元の友人と焼肉&カラオケという高校生みたいな遊びをしてきました。
やはりみんな色々悩みをもっているんだなぁと思いました。妻とうまくいかなかったり、昔痩せていたのに太りやすくなったり、仕事きつかったり、まぁ30代の男性は何かしらかかえていますね。
私はぼそっと仕事辞めます宣言をしましたけどね、おそらくみんな冗談と思っていたかとしれませんが、本当に実行します。ということで更新更新!
今回は財務諸表の見方です、これまでは貸借対照表、損益計算書を見ましたが、今回はキャッシュフロー計算書を見ていきます。
この3本柱がそろえば企業の実態が丸分かりですな、あなたの銘柄選定に役立てば幸いです。
株に欠かせないキャッシュフロー計算書の見方

キャッシュフロー(CF)計算書は営業CF、投資CF、財務CFの3つのパートに分かれています。それぞれについて解説をしていきます。
こちらはトヨタ自動車(株)の2016年4月1日から2017年3月31日の連結キャッシュフロー計算書になります。

営業CF
営業CFの一番上には「当期純利益」が記載されています。これは損益計算書で計算された、税引前利益ですが、これをたたき台にして、それよりも実際の現金収入が多くなる要因はプラス、少なくなる要因はマイナスとして表示します。
トヨタ自動車の場合、減価償却費が大半を占めています。
営業CFの計算では減価償却費は必ずプラスになります。減価償却費は実際の価値が減少した分が損益計算書に経費として引かれますが、実際に現金が出ていった訳ではないので、営業CFではプラスで記載されます。
※減価償却費とは例えば100万円の設備を購入した場合、毎年この設備の価値が目減りします。例えば毎年価値が20万円減少する、これを減価償却費といいます。
そして次の年も20万円価値が減少し、この累積の40万円を減価償却累積額といいます。
設備が何年で価値が無くなるのかは設備の種類によって「耐用年数」が決められており、それに応じた償却率が決められています。
それらを取得金額を使い、減価償却費を決定しています。(計算方法は定額法と定率法があります)
投資CF
トヨタ自動車の投資CFは大きくマイナスになっていますが(有形固定資産の購入等)、投資CFは通常マイナスになります。
事業を拡大しなくても、既存の事業を維持するだけでも設備の更新(投資)が必要だからです。
投資CFがプラスになるケースは事業縮小のために設備や子会社を売却して現金化する場合で、どちらかといえば企業として後ろ向きな動きであるケースが多くなります。
財務CF
財務CFは資金調達をするとプラスになります。また、借金を返済すれば、その分手持ちの現金が減りますから、財務CFはマイナスになります。
財務CFはプラスがいいのか、マイナスがいいのか一概には言えませんが、プラスは借金増加、マイナスは借金減少、となるケースが多いということです。
トヨタ自動車の場合は、長期借入債務が大きく増加しており、財務CFはプラスとなっていました。
配当金の支払いは財務CFではマイナスになります。
また、新しく株式を発行する場合は財務CFはプラスになります。この場合は借金は増えませんが、発行済株式数が増加して1株益が薄まりますから、通常株価は下がりやすくなります。
最後にかなりざっくりですが、一般的に良い企業とは「営業CFがプラス、投資CFがマイナス、財務CFはマイナス(もしくはプラス)」になります。
あなたの気になる企業のキャッシュフローに怪しい現金の流れがないかや、が売上が増加しているにも関わらず営業CFがマイナスになっていないかなど確認してみてください
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