目的と手段を履き違える理由と対策

考える男性

どうもヒロです。

あなたは「目的と手段」について意識したことはありますか?

サラリーマン なら誰しも、上司から「目的と手段を履き違えるなよ」と注意されたことがあるでしょう。

今回は私が経験した仕事やプライベートでの失敗談をまとめました。

私の失敗談

悩む男性

自動車メーカーの仕事

私は自動車メーカー9年目の技術職として働いています。

そこである企画をすることになりました。その企画の目的は「現場の人を減らすこと」です。

そして、その手段として「新しい設備を入れる」ことを計画しました。

しかし、どう検討しても人が減りません。

私は上司に「目的が達成できません」と言いました。

しかし、上司は「新しい設備を入れたいから頑張ろう」と言いました。

それはまさしく手段が目的にすり替わった時なのです。

そしてどうやったら新しい設備が入るかの細かい検討を進めたのです。約1年間も検討しました。

しかし、予算を管理する部署から「これって目的を達成できませんよね?」と言われ、この企画は終わりました。

目的を忘れ、手段ばかり考えても、結局はムダになるだけなのです。

ブログは何のためにするのか

このブログを始めて1年半になります。ブログを書く目的は「お金を稼いで家族と楽しく暮らす」です。

あくまでもブログはその手段なのです。

しかし、私はブログを書くことがいつの間にか目的になっていました。

暇があればブログのことばかりを考え、家族と過ごす時間も削っていたのです。

家族と楽しく過ごすことが目的なのに、今できることすらしていませんでした。

ブログはあくまでも手段です。改めて私はそれに気付き、家族との時間を第一に作るようにしました。

なぜ目的と手段を履き違えるのか

サラリーマン

視野が狭くなるから

実際に目的を達成しようとすると、手段にしか目がいかなくなります。

例えば、あなたが野球部のピッチャーをしていたとします。

もちろん、目的はチームで勝つことです。しかし、あなたはピッチャーとして試合に出たいために、チーム練習をないがしようにして、個人の練習ばかりするかもしれません。

例えば仕事で、利益を出す目的のために、競合他社を調べるとします。

しかし、調べることばかりに熱中して、結局何をどうすれば自社の利益に繋がるか分からなくなるのです。

目的とは「森」です。そして手段は「木」です。プレーヤーは1本の木にどうしても集中してしまいます。

なので自分の立ち位置を見失ってしまうのです。

時間がなくなるから

多くの人はたくさん時間をかけた案を捨てられません。

そうなるのと、「目的はいいから、この案で通すぞ!」なるのです。

検討に時間をかけすぎて、投げやりな意思決定になるのです。

もう後には戻れない状況になると、とにかく何でもいいから進めようになります。

特にプレッシャーを常に与えられている上司からはよくこんな発言が出ます。

やってる感が欲しいから

仕事でも何でも、人は「やってる感」が欲しいのです。

先ほどのデータ収集の話ですが、データを集めてグラフにすると「やってる感」を出すことができます。

そのグラフは全く使えないかもしれないのにです。

私の後輩はよく検討の詳細を説明しに来ます。それは自分のやってる感をアピールしたいからです。

案の定、私が「で、結論は?目的は達成できるの?」と聞くと、答えられないのです。

仕事の結論は出さずに細かい所を頑張る人は、手段が目的になっています。

目的と手段を履き違えないためには

ポイント

結論を予想して動く

それは細かく検討を始める前に、自分なりの結論を先に出しておくことです。

例えば、会社の売り上げを上げることが目的だったとします。

考えられる要因はたくさんあるでしょう。

しかし、まずは自分の直感で「製品力がないから」と決め打ちします。

そして、さらっと検討して、違ったら見切りをつけるのです。

そして売り上げアップのための別の切り口(手段)を考えます。

簡単な検討を繰り返すメリットは

・ダメだったらすぐに目的に振り替えられる

・手段に固執しないので、目的を忘れにくい

仮説思考のすすめ

ここで紹介した「先に結論を出す、簡単に検討する」は内田和也著「仮説思考」に詳しく書かれています。

いわゆる仕事ができる人は、むやみに検討しません。

まずは結論を予想して動き出します。そして目的を忘れることはありません。

まとめ

まとめ

目的と手段はよく履き違えられます。

会社で働くと、合理的な意思決定などほとんどありません。

目的を達成するための決め事は何もされずに、ただの情報収集が目的になっでしまうことはよくあります。

結論を予想して動きましょう。そうしないと、ただ時間だけが過ぎ、いつの間にか手段が目的になります。

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