どうもヒロです。
今回はヤフーニュースの「日本は出世意欲が最低、断トツで自己研鑽していない国に」より日本の出世欲の低さについてまとめました。
私は自動車メーカーの技術職の9年目ですが、職場でも出世欲がある人はほとんどいません。
私には出世欲0%です。入社した時には、この会社で偉くなりたいと思っていましたが、働くにつれて出世欲はなくなりました。
目次
出世欲がなくなる理由

期待感と出世欲は比例するから
会社や自分に対する期待が大きければ大きいほど、出世欲は高くなります。
誰でも入社した時は期待感に溢れているので、頑張って出世しよう思うのです。
しかし、実際に働き出すと、まず会社への期待感がほぼ無くなります。
ヤフーニュースの記事にも、会社全体に満足している日本人は52.4%で最下位になっています。
自分が満足していない状況で頑張ることをは不可能です。
出世したいということは、つまり他の人よりも頑張って成果を出す覚悟があるかことを表しています。
今の状況で出世したい人は、少なからず今の現状に満足しているか、よほど収入を上げたい理由がある人だけなのです。
上司に自分の未来を投影するから
出世するとは、今の自分の上司になるということです。
あなたの上司はどんな働き方をしていますか?
私が一番出世したくない理由は「上司は部下から陰口を言われる」ことです。
今までたくさんの上司と仕事をしましたが、99%の上司は部下に嫌われており、陰口を言われています。
と言う私も先輩などに上司の不満をぶつけています。
私の会社の上司がただヤバイだけの可能性は十分にあります。
平気で遅刻してきたり、人の言ったことを理解しなかったりと、不満を挙げればキリがありません。
そんな上司の立場に自ら進んでなるなんて考えられないのです。
おそらく、今の上司も平社員の時は、あんな上司にはなりたくないと思っていたはずです。
しかし、自分が出世すると、いつの間にか部下から陰口を言われる上司になってしまうのです。
出世しなくても生活できるから
私の上司は、はっきりと「お金のために働いている」と言いました。仕事は出世してから、さらに楽しくなくなったようです。
今の状況でさえ十分に楽しくない状況なのに、これ以上楽しくなくなるとかヤバイです。
しかも、私は今の年収でも生活できます。
もしも今の生活が破綻していれば、何とかして年収を上げようとしますが、その必要を感じないのです。
出世をしない覚悟

生活に困ることはありませんが、贅沢はできなくなります。
私は出世をしない変わりに、マイホームをほぼ諦めています。
月に10万円ものローンを組む余裕はさすがにありません。
また、今は普通車に10万kmも乗っていますが、当分乗り換える予定はありません。
乗り換えても格安の中古車で十分です。
お金はあればあるほどいいです。人生の選択肢が広がり、贅沢をすることもできます。
出世をしないという選択肢を取ることは、つまりそれ相応の我慢や生活の工夫が必要になるということです。
会社の飲み会やイベントが減っている

出世するとは、会社に貢献したいという気持ちが必要です。
しかし、会社に対してある意味「冷めた」人達が増えています。
私の会社の一例です。
社内イベントが中止になった
私の会社では年に2回、社内でスポーツイベントがあります。
ここ最近はソフトボールでした。今までは70%程度の人が日曜日に開催されるのに出席をしていました。
さらに、本番前には平日の仕事終わりに練習までしていたのです。
これは少なくとも会社が好きでないとできない行動です。
しかし、今年は参加者が50%を切ったため、イベントが中止になりました。変わりに昼食会になるようです。
飲み会も減った
さらに、私のグループでは毎月飲み会をしていました。金曜日には早く仕事を切り上げて、飲み会に参加していたのです。
しかし、私は飲み会の幹事に任命されましたが、飲み会ではなく、昼食会にしました。これをメンバーに提案すると、課長を除いて、みんな賛成してくれました。
今までも無理に参加していたのかもしれませんが、参加しない人がどんどん増えています。
他にも会社のゴルフコンペなどは、ほとんど参加者がいないようです。
このように会社に尽くして頑張ろうとか、社内の人間関係を作ろうとする人がどんどん減っています。
これはみんなが会社に対して、ある意味「諦め」の気持ちをもっているからです。
そして、この諦めの気持ちはそのまま出世欲の低さに反映されているのです。
まとめ

記事の統計でも出ているように、日本のサラリーマンは仕事に満足しておらず、出世欲が低いです。
「会社のために働くぞ」なんて思っている人は、平社員にはほとんどいません。
みんな最低限働いて、早く帰りたいと思っているのです。
お金のストレスを特に感じていない人は無理をせずに働きましょう。
この先の見えない将来では、会社で頑張るよりも、個人で稼げる力をつけた方が賢明です。
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