どーも管理人の「ヒロ」です。
会社員の皆様、本日もお仕事お疲れ様です。
皆さんは日本の会社員の働き方や、日本で当たり前だと思われていることに疑問を抱いたことはないでしょうか?
かくいう私もうつ病と診断されるまでは、今までの働き方が普通だと思っていました。振り返ると自分の為というか、会社の為に自分を犠牲にしていたような気がします。
今回紹介する本は「日本が世界一貧しい国である件について」谷本真由美著です。
皆さんも日本の当たり前を疑ってください、そして少しでも多くの人の働き方が良くなれば幸いです。
日本社会のここが当たり前ではない

著者の谷本さんはイギリス在住でIT系のお仕事をされているようです。多国籍の方とお仕事をされているようで、日本の普通が普通じゃないことを身をもって体験されています。
日本ではなにかに所属することに重きをおく文化だと指摘されています。
たしかに小さい時から細かい決めごとばかりの学校に所属し、さらに部活動に所属することを強要され、地域ではボランティアという清掃活動などに属されます。
そして、少しでもその枠から外れると仲間外れになります。
こういった小さい頃からの当たり前が会社に属すことを当たり前とさせ、さらに会社で頑張ろうと間違った努力をしてしまう原因となります。
日本では新卒一括採用のため、就職浪人するとなかなか就職できないという社会構造になっています。
会社に属さないと生きていけないと小さいころから刷り込まれているので、それが当たり前になってるのです。
仕事は生きるための手段にすぎないのですが、仕事イコール人生と錯覚している人が多いと思います。
1日の多くの時間を使う仕事ですが、それはあくまで手段なのです。あなたの人生は自分が楽しむため、家族の幸せのためにあるのです。
著者いわく、外国の方はその考えが徹底されており、ムダな残業な一切しない、有給休暇はきっちり取ると書いています。
私も外国の方と仕事をしたことがありますが、残業などもってもほかとのことらしく、すぐに帰って家族との時間を大事にしていました。
日本人は残業で夜遅くまで仕事をするので、家族との時間を取ることができないのです。
日本の働き方、仕事に対する考え方は当たり前ではなく世界的に見ても異常だということが分かります。
日本社会の変わっている慣習

今まで学校や会社などで先生や上司から言われて頑張ったが、意味がほとんどなかったことありませんか?
著者は学校の卒業式の練習が例として挙げられています。恥ずかしながら、私は今まで疑問に思ったことはありませんでした。
たしかに振り返ると、あの謎の声の掛け合い?はなんだったのでしょうか。「5月、みんなで頑張った運動会」的なやつです。
ただ卒業するためだけに、意味のないことをするのです。しかも、練習を何回もして完璧になるまで反復する。
今の小学生がやっているかは知りませんが、おそらく続いているのでしょう。
その練習する時間を勉強にあてるか、いっそのこと学校を休みにした方がいいなと個人的には思います?
やはり日本人は見栄っ張りなのかもしれませんね。いかに自分達がちゃんとしているか、頑張っているかを評価されたいのかもしれません。
卒業式の例で言うと先生達の見栄なのでしょうか、ある意味その卒業式を見ている親達の見栄かもしれません。
海外では入学式や卒業式にそこまで力を入れないようです。日本では親や子どもがその為だけに正装をするのですから、本当にお金をかけるところが違うと思います。
しかも海外は驚くことに運動会というものがありません。
運動会といえば、学校行事を代表するイベントですが、熱の入れ方がすごいですね。運動会をやること自体は楽しいのでいいのですが、その為に練習があるのことが理解できません。
その場の雰囲気が一番大事な日本社会

海外のオフィスは基本個室かパーテーションで仕切られているようです。仕事は成果を出すところであり、おしゃべりをする場所ではないという考えがあるからです。
日本ではあるのでしょうか?私は見たことがありません。
著者は日本では仕事は成果ではなく、その人がどういう人かで評価されていると指摘をしています。
なのでどういう人なのかが分かるように仕切りをしていないのだと。いや、ほんとにおっしゃる通りですね。
私の会社でも成果を評価された人を見たことがありません。昇進する人は、なんとなく仕事が出来そうだとか、目立った人などです。そして、いかに人づきあいがうまいか、会社に尽くしたかが重要視されるのです。
まとめとしては、日本の特に会社は終わっているので、自分の資産作りをして早くサラリーマンから脱出しましょう。会社にいる時はやることをすぐに終わらせて家に帰って家族と過ごしましょう。
皆さんの考えや、環境が少しでも変わりますように。
でわ
コメントを残す