どーも管理人の「ヒロ」です
東洋経済新報社の2018年業界分析を参考に、これから確実な成長が見込める業界についてのデータや自分なりの考えをまとめてみました。
個別銘柄を選定するにあたっても、成長分野に投資をすることは有益だと思います。その中でも注目の企業なども紹介したいと思います。
eコマース(EC)業界

みなさんもよく使われているでしょう電子決済を取り扱う業界になります。やはり売上高国内第一位はアマゾンで15兆円にも及びます。
2位は楽天で売上高は7,800億円になります。続いてYahooという順番です。
国内eコマースの成長余地はまだまだ大きいと考えられており、現在国内で15.4兆円の市場規模ですが、早くも20兆円を超える見込みとなっております。
ひと昔前までは携帯電話などで、ものを買うなど考えられなかったと思いますが、今ではごくごく当たり前になっています。
やはりアマゾンの一人勝ち感は強いのですが、国内eコマースの支出で最も多いのが旅行関係、続いて食料となっています。
また最近IPOで話題のメルカリもこの業界に属することになります。アプリのDL数は7,500万を超えるようです。
個人的な注目企業は「楽天(4755)」です。16年秋にフリマアプリ「フリル」の運営会社を参加に収め、自社運営の「ラクマ」と2本柱で育成し、メルカリを猛追しています。
楽天の株価は現在719円で取引されています。業績は年々増加しており、営業利益も17年12月決算時には大きく伸ばしていました。
しかしながら株価は低調気味です。ここ1年で半値近くになっていました。
これに関しては三木谷社長も「残念ながら、われわれの実力が株価に反映されていないと思っている」と述べているとのこと。
たしかにこの業績だと上がってしかるべきだと思うののですが。株価の割安度を測るPERも9倍にとどまっています。
これは買いなのか、人気がないのは単に配当が低いという意見もありますがこれから特に動きに注目したいと思います。
映画・アニメ業界

映画の公開本数は年1,000本超の高水準が続いています。映画の低コスト化と観客の多様化に対応した結果、短期間で多くの作品を上映する傾向に変わってきています。
とくにアニメ市場は09年を底に6年連続で拡大しており、回復基調が続いています。
今年もビックタイトルとしては名探偵コナンが興行収入を80億円突破しており、18年の上半期では興行収入第一位です。
そして同タイトルとしては6作連続で最高収益を更新しています。うん、たしかにコナンははずれないですね。
そして第二位は映画ドラえもんで50億円を超えています。鉄板タイトルが上位を独占するという結果になっており、ともに配給元は東宝です。
東宝は国内第一の興行収入をあげており、第二位の東映を大きく突き放しています。
東宝の株価は現在3,800円、PERが26倍とやや割高感はありますが、モメンタムを考慮してもまだまだ上がる気もします。
売上高もここ数年は前年を少しずつだが上回っており、アニメの人気は衰えることはないだろうから、ビックタイトルに恵まれればまだまだ伸びて行くと思います。
5年前の株価が2,000円だったのが2倍になるとは映画儲かってまんなと思ってしまいます。ところが上には上がおり、「東映アニメーション(4816)」のここ数年の株価の上昇率がすごかったです。
ここ2年で2倍以上に跳ね上がっていました。ここはワンピースやプリキュアなどの版権を多く抱えており、業績がぐんぐん伸びていました。
PERは25倍とやや割高な銘柄ですが、このアニメブームをそっくり株価に反映したような形になっています。
ということで二つの業界についてみてきましたが、やはり企業を知るには業界の構図やトレンドをつかむことが第一だと思います。
しばらくは業界分析、企業分析をし購入銘柄を絞っていきたいと思います。みなさんに少しでも参考になれば幸いです。
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