大学院に進学するメリットとデメリットまとめ

研究

どうもヒロです。

みなさん、大学院に興味はありますか?

理系の大学生だと、大学院への進学を視野に入れて活動をしているかもしれません。

私は理系の大学院を卒業して、自動車メーカーの技術者として働いています。

社会人になった今だから思う、理系の大学院に進学するメリットとデメリットをまとめてみました。

大学院に進学するメリット

研究者

研究を思いっきりできる

一般的には大学生は4年生になって研究室に配属されるため、1年間しか研究に携わることができません。

しかも、4年生の前半は就職活動をしているので、研究に打ち込めるのは半年です。

理系の大学に入って、自分の好きな研究ができる時間はほとんどありません。

そして、研究する時間は少しだけで、卒論を書く時間がほとんどなのです。

私は大学生の頃は、ほとんど研究らしいことをしていませんでした。

しかし、大学院に入ると、すぐに研究室に配属されて研究をすることができます。

授業のコマ数も修士1年で、日に2〜3コマです。修士2年生はほとんど授業がありません。

もちろん、修士1年の後半からは就活をしますが、1年半近くは研究に集中することができます。

学会発表のチャンスが多い

大学院は研究する時間も長く、学会発表の機会もたくさんあります。

私は大学生の時は1回も学会発表をしたことがありませんでしたが、大学院に入ってからは2回学会発表をしました。

私の先輩は私の倍以上、学会発表をしていました。

学会発表はとても刺激になります。他の学生の発表を聞くだけでも自分の知見が向上します。

サラリーマンになると、こういった学会などとは縁遠くなります。

学会発表とは今後の人生においても、とても貴重な経験なのです。

就活対策が十分にできる

多くの大学院生は、大学生の時に就活をしています。

程度の差はあれ、就活を経験していることは非常に大きな違いです。

大学生の時の失敗を大学院の就活に活かすことができます。

大学生だと、だいたいは周りに流されるように就活を始めますが、大学院生は就活が始まるまでに十分な準備をすることができます。

私は大学生の時に満足のいく就活はできませんでしたが、大学院では希望するメーカーから内定を取ることができました。

また、同じ研究室の先輩達も就活を2度経験した人達なので、とてもよいアドバイスをくれます。

給料が大学卒より高い

一般的に大学卒よりも院卒の方が給料が高いです。

私の会社では初任給は1.5万円ほど違います。

月収はボーナスにも反映されますので、年収ベースで10万円以上の差があります。

もちろん、博士課程卒だとさらに給料は高いです。

また、昇進は同期であれば、院卒の方が有利です。

ざっくり言うと、自分が院卒だと、自分の2年上の代の大学卒と同じになります。

なので、同期でも院卒の方が早く昇進するケースが多いのです。

大学院に進学するデメリット

研究者

学費がかかる

当たり前ですが、進学にはお金がかかります。

私は大学の時に月に5万円、4年間で240万円の奨学金を借りました。

大学院に進学するとバイトをする時間がなかったので、月に8.8万円、2年間で211万円の奨学金を追加で借りました。

この6年間でトータル451万円の借金をしたことになります。

今32歳ですが、未だに返済中です。40歳にやっと返済が終わります。

奨学金は立派な借金です。「社会人になればすぐに返せる」と思う方もいるでしょうが、甘いです。

社会人になると、月に20万円程度の給料は入りますが、ほとんど手元に残りません。

車を買ったり、旅行に行ったり、飲みに行ったりするからです。

よほどの自制心がないと貯金はできないのです。

わずかな貯金から奨学金を払わないといけないのです。これは予想の何倍も大変なことです。

そして、無事に入社できたとしても、人間関係のトラブルなどで会社に行けなくなるかもしれません。

学生時代の「つけ」を決して楽ではない社会人になって返すというのは、とてもリスクが高いことなのです。

就活で失敗が許されない

大学院は学生の最終ステージです。

確かに博士課程はありますが、博士課程から一般企業に就職することは難しいです。よほど研究で食べていけるだけの能力がないと無理です。

大学生の就活は最悪失敗しても、進学すればよかったのです。

しかし、大学院の就活は本当の最後です。自分の希望の企業に行けなくても、どこかに就職しなければいけません。

これは当たり前のようですが、就活中は大きなプレッシャーになります。

新卒でも期待値が高い

やはり企業から見ても、大学院卒の新入社員には期待が高いです。

大学生はまだ「許される雰囲気」はありますが、院卒には社会人としての能力が求められます。

院卒があまりに仕事ができないと、期待が失望に変わってしまいます。

私も大学院卒で就職しましたが、やはり大学卒の3年目と同じ目で見られました。

こちらとしては、「まだ1年目なので・・」と言いたい所ですが、そんなに会社は甘くありませんでした。

まとめ

ポイント

大学院は勉強や研究に十分打ち込むことができます。理系であれば、ある程度は就職に有利です。

しかし、学費はかかりますし、入社してからのプレッシャーも大学卒よりも高いです。

経済的な余裕もなく、特に研究に興味がなければ進学せず、就職することをオススメします。

また、どうしてもやりたい研究がある人や、大学生の就活に失敗して、絶対にリベンジを成功させる自信がある方は進学する選択もありです。

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