どうもヒロです。
あなたは父親ですか?
私には息子がいます。つまり父親です。
独身の時と比べると、父親は大変だと思うことが多々あります。
それは何か?どうすれば父親の大変さと折り合いをつけて生活ができるのか、まとめてみました。
目次
父親が大変な理由

父親の存在感が薄いから
私にも父親がいます。今はもう60歳を過ぎていますが、未だにサラリーマンとして会社で働いています。
私の父親はどちらというと、もの静かなタイプでした。
そんな父親に対して、子どもの頃はあまり感謝の気持ちを持っていなかったと思います。
なぜなら、「父親は働くことが当たり前」だと思っていたからです。
それに対して子どもは母親と過ごす時間が多いです。
自然に子どもは母親になつきます。父親は家ではなかなか存在感を出すことができません。
「いつも家族の見えないところで頑張っているのになぁと」思いながら仕事をしているのです。
家事のプレッシャーがあるから
最近では死語になりつつある「イクメン」です。
今はイクメンであることが当たり前になっています。
これは言い換えると、育児や家事をしないとマイナスポイントになるということです。
昔は仕事をするだけで、家族から「ありがとう」と言われる存在だった父親のハードルが上がっているのです。
確かに主婦は大変です。特に子どもが小さいととても一人では育児や家事をすることができません。
めちゃコミックに「夫の扶養から抜け出したい」という漫画が連載されています。
これは専業主婦の妻が夫からモラハラを受けて離婚を決意するというストーリーです。
ここでも夫の仕事と妻の家事が話の中心になっています。
結局は夫が家事を手伝うようになるのですが、ここからも夫が仕事だけだとマイナスになっていることが分かります。
たとえ妻が専業主婦であっても、父親は家事を率先してしなければいけないのです。
リストラのプレッシャーを感じるから
最近はどこの大企業でも「早期退職」を募っています。ようは使えない人材を早く切って労務費を削減したいのです。
独身の場合はリストラされても何とかなります。なぜなら転職の選択肢が広いからです。
仮に結婚して小学生の子どもがいる場合、子どもを転校させないために、家から近くの会社を探さなくてはいけません。
さらにリストラされてもすぐに生活費を稼がないといけないので、プレッシャーはかなりきついです。
終身雇用が崩壊した日本において、働く父親のプレッシャーは日に日に強くなっているのです。
借金返済のプレッシャーがあるから
多くの父親は借金をしています。その多くが住宅ローンです。
私の友達は新築の一戸建てを買いましたが、今はその家のローンの返済に苦しんでいます。
買うときはあんなに嬉しそうだった彼が、今は家を買ったことを後悔しているのです。
幸いなことに、奥さんが元気で働けているので、ローンは何とか払えているようです。
しかし、自分が仕事を休んでしまっており、その借金のプレッシャーが重くのしかかっています。
冷静に考えて、今は30年も元気に働いてローンを返せる可能性は低いです。正直1年後もどうなっているか分かりません。
子どもの将来を不安に思うから
日本の人口はどんどん減っています。最近は43万人も人口が減ったとニュースになっていました。
私の世代でも老後はかなり厳しい生活が予想されます。となると、子ども達の将来はどうなるのでしょうか?
よく「親世代の負債を子どもに押し付けるな!」と言われますが、私は子ども達の将来がとても不安です。
仮にちゃんと学校に行っても、まともな就職先があるとは限りません。
今や国はもちろんのこと、企業に自分の一生を任せることなどできません。
私の世代はまだ「いい大学に行って、大企業に入れば・・・」が成り立つ時代でした。
しかし、これからは「何を信じていいのか分からない」時代がやってきます。
安定という名のレールはどこにも存在しないのです。自分で道を切り開くしかないのです。そんなタフな時代を生きれるような大人にするために、「自分も努力しなければ」と思うばかりです。
会社以外の繋がりが薄いから
よくバリバリのサラリーマンが定年すると抜け殻のようになると言われます。
これは自分の人生のほとんどを「仕事」に生きてきたからに他なりません。
今まで嫌々言いながら働いていた会社が、実は自分の唯一のよりどろことなっていたのです。
そして、老後になって会社以外の繋がりを作ろうと思ってもなかなか難しいです。
男性とは女性よりもプライドが高く、なかなか他人と交友することができません。それは年を重ねるごとに頑固になります。
私も社交的な方ではないので、いきなり人と仲良くなることは無理です。
「今まで父親として仕事を頑張ってきたけど、結局何も残らなかったな・・・」なんて老後に思う可能性はとても高いのです。
父親の大変さを和らげる方法

父親は大変です。しかしただ「あー大変だ」と嘆いていても、現実は何も変わりません。
キングコング西野さんの著書に「自分の現状に嘆くのは、自分の力が足りないだけだ」と書かれています。
そうです、全ては自己責任なのです。同じ日本に住んでいる父親の中にも「父親は大変じゃない」と思っている人がいるのです。
ここでの力の例としては、「お金と仕事力」があります。
仮に仕事ができて、誰にも文句を言われなければどうでしょうか?会社を毎日、定時で帰れたらどうでしょうか?
またお金がたくさんあればどうでしょうか?先ほどの住宅ローンの心配はなくなります。
「行動」だけが未来を変える
今の現状から抜け出すためには「行動」しかないのです。
私は今でも恵まれた環境にいると思いますが、さらに人生を楽しむために「毎日の積み上げ」を実施しています。
今はブログを毎日更新することを日課にしています。
今の自分は過去の積み上げの結果です。今、力がないのは、過去に努力をしていなかったからなのです。
大変だと思ったら、ただ「行動する」。それだけなのです。
まとめ

父親には父親なりの大変さがあります。母親は母親の、子どもには子どもの大変さがあります。
とはいえ父親に対するプレッシャーは時代の流れとともに強くなっています。
この不安定な社会の中で、一家の生活を支えることは想像以上にハードです。しかし、父親はそれだけやりがいのある役割なのです。
プレッシャーを感じすぎてもダメですし、かといって努力を怠ってもいけません。
まずは自分のできることを毎日少しづつ積み上げていきましょう。そうすれば、自分が描いた「父親像」に必ず近づけます。
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