どうもヒロです。
あなたは転職に興味はありますか?
私は大手自動車メーカーで働いていますが、上司のパワハラにより転職を考えました。
転職会社で面談をしたのですが、紹介される企業は私にとって魅力的ではありませんでした。
大企業出身の人は自分の理想と現実のギャップが大きく、転職がうまくいきません。まとめてみました。
目次
大企業の出身者が転職で失敗する理由

大企業の看板を転職で使えないから
まず第一に、大企業の看板を転職で活かすことはできません。
私は馬鹿なことに、転職では大企業で働いていたことがメリットになると思っていました。
しかし、リクルーターに聞くと、ほとんど意味はないようです。
転職は新卒の就職活動とは違います。
新卒であれば、大学の看板で戦うことができます。なぜなら、企業も大学名ぐらいでしか本人を評価することができないからです。
しかし、転職は違います。どこで働いていたかは、あくまで参考です。
その人がその企業で「何をしたいたか」が大事なのです。
大企業では市場価値を高められていないから
私は転職で使う履歴書を書くことに非常に困りました。
それは「今までやってきた仕事やスキル」を書くことです。
私は生産技術という、工事に設備を導入する仕事をしていました。
技術職ですが、設備を実際に設計するのは下請けのメーカーです。
私達はほとんど調整業務しかしていないのです。つまり、自分の会社でうまく立ち回る仕事しかしておらず、社会一般で通用するスキルをほとんど得ることができていないのです。
私は苦し紛れに、図面作成と書きましたが、正直ほとんど経験はありません。
「9年間も働いてきて、今まで何やってたんだろ」と感じたのです。
待遇の面で折り合いがつかないから
私の年収は約600万円で、土日も休みです。これが自分の仕事の基準になっています。
しかし、実際に紹介された会社は年収400万円で土日出勤もある会社ばかりでした。
名前を見ると、取引のある下請けの会社ばかりだったのです。この瞬間に私の転職は終わりました。
このように大企業は待遇がいいので、どうしても妥協することができません。
今よりも生活基準をがくっと落とす覚悟がないと転職などできないのです。
大企業からの転職を成功させるには

自分の市場価値を把握する
これがまず第一です。残念ながら、あなたの市場価値は、あなたが思っている以上に低いでしょう。
先ほども述べたように、大企業では会社独自のルールがあります。さらに仕事も自分が手を汚すのではなく、下請けをコントロールするような仕事ばかりなのです。
もちろん、仕事では調整力も必要です。しかしながら、一般の企業が求めるのは実務ができる人なのです。
そう考えると、大企業のスキルは一般的な市場価値とは結びつきません。
市場価値を判断するには「ミイダス」などで必要事項を記入する必要があります。
ここで注意するのは、取引実績に出てくる年収と転職先の年収は下がることはあっても、上がることはないことです。今までで一番高い年収が表示されていますので、ご注意ください。
自分の専門性を高める
市場価値を高めるには、自分の専門性を高めるしかありません。
自動車メーカーであれば、製図のスキルをとことん上げるなどです。
常にこの仕事は自分の市場価値を高めているかを考えましょう。
明らかに市場価値が上がらない仕事ばかりだと、異動するべきです。
異動してもダメな場合は自分で勉強するしかありません。
大企業であれば、専門的な講座を自主的に開催していたりします。外部講師を招いてスクールを開いている場合もあります。調べてみてください。
まとめ
大企業はその待遇のよさから、なかなか転職を成功させることはできません。転職は多くの場合、キャリアダウンになるのです。
市場で通用するスキルを上げることでしか、これからの時代を生き残ることはできないのです。
大企業で働くことは、かなり特殊な環境だとまず理解して、自分の力を上げましょう。
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