どうもヒロです。
みなさんはサラリーマンでしょうか、それともフリーランスでしょうか?
おそらくほとんどの方がサラリーマンだと思います。そして、サラリーマンをしながらもフリーランスに興味を持っている方でしょう。
私は自動車メーカーの技術職ですが、今までがっつりサラリーマンをして感じたメリデメと、フリーランスの働き方を自分なりに勉強したメリデメをまとめてみました。
目次
サラリーマンのメリット

成果が出なくても給料が支払われる
サラリーマンは最悪、何も成果が出なくても給料が支払われます。
私は自動車メーカーで働いていますが、ここ1年間は新技術の開発の企画ばかりしています。
自動車メーカーでは現場に新技術を導入しないと、成果が出たとは言えません。
1年間はデスクで黙々と企画をしていましたので、まだその企画は実現していません。
特に技術職になると、なかなか結果が出るまで時間がかかりますが、それでも会社は変わらずに給料を支払います。
そして、結果が出なくて給料が減ることもありません。
これは当たり前のようですが、サラリーマンをしているとても大きなメリットです。
借金が出来る
サラリーマンは会社の看板を借りることができます。自分は決して何者でもないのですが、会社の名前だけで、社会的に信頼されるのです。
1番この信頼が影響するのは「金融機関からの借金」ではないでしょうか。
銀行などは借金する時に、勤務先でその人を判断します。大きく安定した会社に勤めている人ほど信頼が高く、お金をたくさん借りるのとができます。
私の会社では20台後半から30台前半の人が、何千万もの住宅ローンを組むことができます。
こんな無茶が通るのは、サラリーマンの特権ではないでしょうか。
休職してもお金が入る
サラリーマンはケガや病気で働けなくなっても傷病手当金などが支払われます。
これは勤め先によって違いますが、私の会社の場合は最大2年間、お金がもらえます。
これは働く上での大きな安心材料になります。
税金が勝手に天引きされる
所得を得ると、所得税、住民税、社会保険料などの税金を支払わないといけません。
しかし、サラリーマンは会社が自分に変わって計算して、給料から天引きしてくれます。
フリーランスだと、これらを全て自分で計算をして確定申告をしなければいけません。
サラリーマンはただ会社に行って働けばいいだけで、こういった面倒なお金の計算をしなくていいのです。
サラリーマンはただ働くことだけに専念すればいいのです。
サラリーマンのデメリット

仕事を選べない
サラリーマンは仕事を与えられます。自分から仕事を選ぶことはありません。
たしかに、部署を希望することもできますが、それはあくまでも希望であり、叶わないこともほとんどです。
そして、1度その部署に配属されれば、数年は同じ部署で働き続けないといけません。
私の会社は年に1回、部署異動の希望を伝えることができます。
しかし、希望を伝えたところで、異動できる訳ではなく、異動できない場合がほとんどです。
働く人を選べない
働く部署を選べないということは、つまり働く人を選ぶこともできないのです。
サラリーマンのストレスの1番はぶっちぎりで「人間関係」です。
あの大ベストセラー「嫌われる勇気」の哲学者アドラーも、人間の悩みの全ては人間関係だとしています。
運良く、いい人に囲まれた職場ならいいですが、会社には色々な人がおり、その中には合わない人も必ずいます。
そして、その人と毎日顔を合わせて仕事をしなければいけません。
こらはサラリーマンのとても大きなデメリットです。
働く時間が決められている
サラリーマンは会社と雇用関係を結んでいます。
あまり意識したことはないかもしれませんが、個人と会社は立派な契約が成立しています。
そして、従業員は自分の時間を会社に差し出す代わりに、会社は給料を支払っているのです。
だいたいの企業が、1日8時間を固定とし、年間250日〜300日の日数働かなければいけません。
そして、業務中は仕事をし続けなくてはいけません。
ある仕事が終わっても、休む暇もなく次の仕事がやってきます。
これはとても当たり前のようですが、よくよく考えると恐ろしい契約なのです。
仕事の評価と給料がマッチしない
仕事をいくら頑張っても、給料はなかなか上がりません。
これは日本の多くの企業が成果報酬ではなく、年功序列だからです。
いくら若い時に仕事を頑張って上司より成果を出しても、上司よりも給料が上がることはありません。
フリーランスのメリット

サラリーマンのデメリットの真逆がフリーランスのメリットになります。
・仕事を選べる
・働く人を選べる
・働く人を選べる
・働く時間が決まっていない
・仕事の成果が給料になる
つまり、全て自分で決めることができます。サラリーマンは全て会社に決められていますが、フリーランスは全てが自由です。
フリーランスのデメリット

これは、サラリーマンのメリットの反対です。
・成果がないと給料がない
・借金ができない
・休職したら給料がない
・税金を自分で計算する必要がある
つまり、働いた分だけしか給料はもらえません。全てが自己責任なのです。
そして、社会的な信用がサラリーマンよりも低いので多額の借金ができません。
まとめ

サラリーマンとして働いていると、フリーランスのメリットばかりが注目されます。
しかし、サラリーマンにも多くのメリットはありますし、フリーランスのデメリットも多いのです。
フリーランスは完全な実力社会ですので、サラリーマン辞めたいからフリーランスになるぐらいの気持ちだと、すぐに食べられなくなります。
サラリーマンで突き抜けた人でないとフリーランスで成功することは難しいです。
まずは、サラリーマンをしながら、自分で1円でも稼ぐことから始めてみてはいかがでしょうか?
私はブログを始めて1年ですが、いまだに1円の壁を超えられません。
フリーランスになるのは全然甘くないです!
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