どうもヒロです。
みなさん、サイバーエージェントの藤田晋社長を知っていますか?
私は先日、藤田晋社長が書いた「渋谷で働く社長の告白」という本を読みました。
大学を卒業してベンチャー企業に入社したものの、すぐに会社を辞めて新しく会社を立ち上げた藤田社長。
私も会社を辞めてフリーランスの道を歩もうとしているので、とても多くの学びがありました。
仕事は質よりもまずは量

藤田社長は大学生のころからベンチャー企業でアルバイトを始めました。そしてその頃からとにかく働き続けています。
新卒で入社した会社もほとんど家に帰ることなく、土日も休まず仕事をしたそうです。
会社を起こしてからも、とにかく働き続けた藤田社長は結果を出し続け、株式上場するまで会社を大きくしたのでした。
仕事をするとき、どうしても質を求めてしまいがちです。
私も毎日ブログを書いていますが、なんとか頑張っていい記事を書こうとしすぎて書けないことがあります。
初めのころはとにかくがむしゃらに時間をかけてやるしかないことが本を読んで分かりました。
サイバーエージェントは今でこそ大きな会社でしたが、初めは仕事がなく、少ない人数がたくさん働いて結果を残してきました。
とにかく時間をかけて量をこなすことが成長の近道だと思います。
夢を諦めない

これはとてもありふれた考えかもしれません。成功者が成功した後にだけ言えるフレーズに聞こえるかもしれません。
藤田社長は「21世紀を代表する企業を作ること」を大学生の時に目標として定めました。
しかし、会社が苦境に立たされてた時や自分が弱っている時はこの夢を忘れそうになることもありました。
そんな時はいつも自分に問いかけていたそうです。
そして、行動し続けることでサイバーエージェントは見事に誰もが知っている「21世紀を代表する企業」になったのです。
誰でも始めは意識が高く、目標に向かって頑張ることができます。しかし、多くの人が努力を続けることができません。
後で振り返ると、なんで自分は諦めてしまったんだろうと思うこともあると思います。
それはやはり自分がどれだけ真剣に夢を叶えたいかだと思います。
大きな夢になれば、たくさんの努力が必要になるでしょうし困難もあります。そこをぐっとこらえて、努力を続けられるかがとても大事なポイントだと思います。
会社は人で成り立っている

この本には藤田社長の他にも色々な人物が登場します。
会社立ち上げの際に、仕事をすぐに辞めてくれた同期。アルバイトなのに一緒に夜遅くまで仕事をしてくれた大学生。その他にも資金繰りが苦しい時に助けてくれた親会社の社長。
藤田社長はとにかく人を大切にしています。
ベンチャー企業と聞くと、凄腕の社長がほぼ1人で会社を経営しているイメージがありました。しかし、藤田社長は旗振りをしながら部下に仕事を任せています。
サイバーエージェントに合わなくて退職する人も多かったようですが、会社設立時のメンバーは子会社の社長などになり活躍をしています。
どんなに小さな会社であろうと、1人ではできません。
あなたも会社で困ったことがあれば、気兼ねなく周りのメンバーにサポートしてもらってよいのではないでしょうか?
機会が来るのを待つ

サイバーエージェントはITバブルの波に乗り、株式上場でかなりの高値を付けます。
しかし、バブルの勢いがなくなるに従って株価がどんどん下がっていきました。
会社としてはきちんと売上が出ていたのですが、利益が出せずに赤字が続いていました。
しかし、これは事業拡大による一時的なもので、中期計画では黒字にできるはずでした。
会社が赤字になると、マスコミや株主からさまざまな批判を受けます。時にはあり得ないようなことも書かれたようです。
しかし、社長は今が耐える時と自分に言い聞かせ、日々努力を重ねていきました。
そして数年が経った後の決算発表で黒字を報告することができ、株価も上昇したのです。
現在の株価を確認すると、上場時から5倍ほどの値が付いていました。
仕事をしていると、頑張っているのに結果が付いてこないことが多くあります。
しかし、そこで努力を辞めてはいけません。いつか結果は出ます。今は成功している人もなんとか耐えながら努力を積み上げる時期はあるのです。
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