どうもヒロです。
みなさん、少年ジャンプで連載されていた「ナルト」を知っていますか?
ナルトが面白いところ
共感できるポイントが多い
ナルトは忍者の格闘漫画ながら、メインは「人」です。
派手な戦いのシーンも見ていて楽しい(というか圧巻)のですが、そこに出てくる人間模様に心を動かされます。
例えば主人公のナルトは幼いころに両親を亡くし、九尾を封印されたことで、里のみんなからも相手にされなくなります。
ナルトはずっと誰かとの繋がりを探していたのです。これだけでも、多くの人が家族や友達との繋がりを改めて認識することでしょう。
今まで当たり前だった周りの人達は実は当たり前の存在ではないのだと認識させてくれます。
ナルトは周りに認めてもらうために必死に努力をして、里を代表する火影になります。
ナルトに出てくる登場人物にはその背景がとても詳しく書かれています。
こんなに一人一人の人物描写が書かれている漫画は少ないのではないでしょうか?
漫画だとなかなか描ききれていまさんが、アニメのナルト疾風伝では多くのキャラクターのサブストーリーを見ることができます。おススメです。
明らかな悪役がいない
ナルトはジャンプ漫画では定番の勧善懲悪の漫画と思いきや、絶対の悪役というのがあまり出てきません。
ラスボスのうちはマダラとうちはオビトでさえ、その考えは完全に悪いと断言できるものではありません。
この2人は過去に大事な人を争いで亡くしています。深い悲しみを背負って生きてきた人物です。
普通の漫画であれば、地球をただ征服したい悪者が敵なのですが、ナルトはここが違います。
この2人はつらい現実の世の中を止めるために、みんなを幸せに溢れた夢の世界に連れて行こうとします。
ナルトは「現実世界を幸せにする」と言って、2人と対峙します。
ナルトでは、生きるとは、幸せとはというテーマについて深く考えさせられます。
オビトはナルトに対して、何度も「こんな辛い世界なんか辞めにしよう」と問いかけます。
ナルトは現実世界で頑張って生きてきた頑張りを無駄にはできないと言います。
この話を私は会社に置き換えると、忍びの世界は会社です。
会社で頑張っても意味がない、会社を辞めたいと思っている私はまさしくオビトと同じか考えてです。
あなたも、もしかしたら今の世界ではなくてオビトの言う通り、夢でも理想の世界に行きたいと思う人はいるかもしれません。
このように、出てくる敵の考えにある意味共感してしまうことにナルトの面白さがあるのではないでしょうか?
戦いのシーンが秀逸すぎる
ネットでナルトを探すと何個も神動画が出てきます。
昔のバトル漫画はある意味シンプルでした。あっても飛び道具ぐらいでした。
しかし、ナルトは忍者なので、体術、忍術、忍具など戦いのバラエティーが豊富です。
敵を倒したと思っても影分身だったりと、見ている方も息つく暇がありません。また1対1の戦いだけでなく、複数人のコンビネーション技も見事です。
アニメーターの方達の苦労は想像がつかないほどですが、とにかく見ていて楽しいバトルシーンばかりです。
個人的なオススメは、マダラ最終形態とガイ先生の戦いです。これもyoutubeなどで単品でアップされていないので、見てください。体術を極めた男がラスボスのマダラを命をかけて追い込むシーンは最高です。
みんなに活躍の場面がある
よく漫画では初めは活躍したのに、ストーリーが進むにつれて活躍の場がなくなり主人公の引き立て役になるキャラクターがいます。
ドラゴンボールではヤムチャや天津飯がそうでしょう。悟空達のインフレについていけなくなったのです。
しかし、ナルトは初めに出てきたキャラクターもナルトの成長と共に強くなります(とはいってもナルトはずば抜けているのですが)。
最初に出てきたナルトの同期キャラクターもほとんど最後の戦いでも活躍をしています。漫画は主人公が活躍している時もいいのですが、脇役が活躍するとテンションが上がりませんか?
スラムダンクで言うと、インターハイ神奈川県予選の陵南戦で「小暮君」がスリーポイントを決めた時のようです。
ナルトは一人一人に活躍の場がありますので、色々なキャラクターを好きになれます。私はナルトも好きですが、はたけカカシやマイトガイなどの脇役も大好きです。
ぜひナルトを見て好きなキャラクターを見つけてみてはどうでしょうか?
まとめ
ナルトは至る所に物語を楽しくする工夫がされています。ストーリーも理解しやすく、純粋に楽しむことができる漫画です。
「どうせジャンプのバトル漫画はただ主人公が強くなって敵を倒すだけでしょ?」と思われがちですが、ナルトは違います。
これは子どもはもちろんのこと、大人も楽しめますし、何か大切なことを気づかせてくれる漫画です。ナルトの続編はボルトです。私はこれから読み進めていこうと思います。
コメントを残す