自動車業界の勤め人が思う業界の展望

どーも管理人の「ヒロ」です。

ここ最近は業界分析をしてきました。せっかくですのでみなさんよりも少しは詳しいであろう自動車業界について話をしようと思います。

業界としてはなかなかおもしろいですよ。株という目線ではかなり読みにくい業界になると思います。大変革時代の到来です。

HVの時代からEVの時代へ

自動車

私はT自動車の系列会社で働いているのですが、やはりEVの流れはきてますね。

おそらく2020年頃には市場にどんどん売りだされてくるのではないかと思います。

スウェーデン発のボルボは19年以降に発売する全車種をEVやPHV、HVといった電動車にすると発表しました。

また、中国でもEV、PHV、FCV、などのエコカーの生産割合を自動車メーカーに義務づける規制を2018年に導入する予定です。

世界で最も環境規制が厳しいとされる、米カリフォルニア州では、各社は販売台数の一定の割合を排ガスを一切出さない環境対応車であるZEV(EV、FCV、PHVなど)の割合を4.5%を達成できないと、達成した他社からクレジット(排出枠)を購入しなければならなくなります。

世界的にも企業や法律がエコカーに傾倒していくことは明らかです。

日本でのEVは日産のノート、セレナが先発していますが、他社もこうった規制を背景に続々とEVを市場に投入していくことは明らかです。

作り手から言わせてもらえば、これまでのガソリン車から変わるところが多くて大変です。

今まで苦労して入れた設備などを一新しなくてはいけません。

ちなみにEVの世界シェアの第一位は中国のBYD社です。私は知りませんでしたが13%のシェアをほこります。

続いてがおなじみのテスラモーターです。現在の生産台数は全世界で75万台ですが、すぐに普及するんだなと思います。FCVはなかなか伸び悩んでいます。

人が運転しない時代はすぐそこに

自動車

自動運転技術の発展がすごいです。少し前に自動車の技術展示会に行ったのですが、ほぼ半数が自動運転に関する技術の紹介でした。

大手メーカーしかり、中小企業もそれぞれ独自の技術を持ち寄っていました。

自動運転には段階が設定されており、レベル0から5まであります。

レベル5になると、全領域に自動モードが設定され、運転の責任が人ではなく、システムの責任になります。今はレベル2で限定的な自動モードですので責任はドライバーになります。

将来的には運転事故はなくなり、万一事故を起こすとシステムトラブルになるんでしょう。

いまだに交通事故とかテレビで見ますが、ヒューマンエラーがなくなる自動運転はほんと普及してほしいと思います。

今はまだ身近に感じませんが、各社すでに実用段階に入っています。ホンダは国内の高速道路を使って実走行試験をしているようでしたし、他社も実用化に移っています。

自動運転となると、車のほとんどが電気化されるので、電気業界とコラボレーションする企業も多くみられました。三菱電機、東芝あたりは画像認識技術を使って業界に参入してくるようです。

自動運転のテーマは認知・判断・操作ですので、カメラやセンサーECUなど強みをもつメーカーの台頭は必然かと思います。

ここでもGoogleの名前が出てくるのが恐ろしいところです。

本格的な実用というとおそらく2025年頃ではないかと言われています。先ほどの自動運転のレベル4(ドライバーが運転にまったく関与しない)に入るとされています。

あとは法律が順次整備されていけば事故ゼロの時代はすぐに来るでしょう。

ということで、株目線でいくと、自動車業界は本当読みづらいです。世界の自動車販売台数は年々増加しており、21年には年1億台を突破する予定で中国が牽引役となっています。

日本国内でいうと500万台を行き来する形になりそうです。

個人的なお薦めは日産自動車(7201)です。なんといっても配当が高く、ここ最近は配当率が5%近くと高水準です。そしてPERは約8倍とかなり割安な銘柄となっています。セレナなどに搭載されている自動駐車技術など光るものもあり、これから伸びてくることを予感させます。

大変革時代の自動車業界、勤めておきながら、おそらく誰もがこれからどうなるか想像できない業界です。少しでもご参考になれば幸いです。

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