どうもヒロです。
朝から天吊り照明のカバーを割ってしまった管理人です。
ところでみなさん国債をお持ちでしょうか?
以前、国債について調査した結果、米国債投資はなかなか運用に向いているのではないかと思いました。
今回は最新の金利を調査した上で、実際に購入してみました。
米国債の金利はやっぱ魅力的
米国債の金利はこちら
こちらが最新(2018年7月28日現在)の米国債の金利です。出典はBloombergのマーケット情報です。
国債の種類 | 利回り |
米国債3ヶ月 | 1.98% |
米国債6ヶ月 | 2.18% |
米国債12ヶ月 | 2.40% |
米国債2年 | 2.67% |
米国債5年 | 2.84% |
米国債10年 | 2.95% |
米国債30年 | 3.08% |
日本の国債は30年でも0.7%ですが、それを大きく上回る金利となっています。国債の格付けは大手格付け会社のS&Pでは日本がA+に対して米国はAA+です。
日本は米国よりも格付けが低いのに国債の金利が低いという、なんとも残念なことになっています。
米国債の種類は大きく分けて2つあります
ここで、米国債の種類について説明したいと思います。
①先ほどご紹介した米国債は満期をむかえるまでに定期的に金利分が支払われます。
例えば、100ドルで年2%だとすると、1年で2ドル分の支払いがあります。
②そしてもう1種類が「ゼロクーポン債」と言われるものです。こちらは販売時は国債が割引きされた値段で買うことができ、満期で満額で戻ってくるものです。
例えば満期で100ドルですが、販売時は96ドルで1年償還の国債などがこれにあたります。これは単純に利率が4%となります。
しかしならがゼロクーポン債は償還日までに解約すると元本割れのリスクがあるので、基本的に満期まで保有することが前提となります。
なぜ銀行や証券会社は米国債の販売を積極的にしないのか
結論から言うと、国債は販売をしても儲からないからです。
銀行や証券会社が積極的に販売している株や信託報酬は手数料で大きく儲けることができます。
例えば株の売買ですと、SBI証券でも100万円以上の売買で525円も手数料が取られます。
投資信託ではアクティブ投資であれば信託報酬が1%を超えるものも珍しくはありません。
購入者が儲けようが損をしようが、銀行や証券会社は確実に利益を得ることができるのです。
米国債の買い方まとめ

今回はSBI証券で「ゼロクーポン債」を購入してみました。
SBI証券のHPにログインしてください。
続いて「債券」→「外貨建債券」→「既発債」を選んでください。
今回は2020/5/15が償還日の米ゼロクーポン債を選びました。
「お申込み」→「目論見書等 電子書籍閲覧に同意して次へ」と進みます。買付注文入力の画面がこちらです。
入力する項目は買付方法、買付数量、取引パスワードだけです。
買付方法は「外貨決算」と「円貨決算」があります。口座に外貨がない場合は、円貨決算を選択すると自動的に為替取引をしてくれ、国債の買付を行うことができます。
そして買付数量は最低100ドルからとなります。
今回預り区分を「NISA預り」にしようと思いませんでしたができませんでした。特定預りがあらかじめ選択されており、変更不可になっています。
買付注文受付の画面はこちらです。
債券約定日が7/30、債券受け渡し日が8/2となっていました。
今回は100ドル満期を96.29ドルで購入しましたので、その差分が利益となります。
しかしながら国債には為替変動リスクがありますので、仮に円安(ドル高)であれば為替益、円高(ドル安)であれば為替損が発生することになります。
とにかく、こればかりはコントロールできないので、償還日まで見守りたいと思います。
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