どうもヒロです。
今回は有名ブロガーのイケダハヤトさんが書いた「武器としての書く技術」のレビューです。
ブログをやって、なかなか上手くいかない人、ブログに興味がある人にオススメです。
文章が残念な人の10の特徴

この本は技術論と言うよりも、文書を書く時の「心構え」を教えてくれる本です。第一章の中で、「多方面に気をつけてすぎる文章」、「断定しない文章」を残念としています。
私達は特に会社という組織にいると、対人関係を気にします。仕事では自分の意見よりも、周りが多く賛成する意見が重視されます。
何か発言する時も「誰々が言っていたように〜」などと前置きをすることが多いです。
このような文章をブログで書いても意味はありません。
イケハヤさんはブログは「路上ライブ」だと言います。誰かの歌を真面目な格好をして歌っても意味がないのです。誰かに見てもらうためには、自分のオリジナルの歌を自分なりに届ける必要があります。
ネットを見る人は基本的に忙しい人です。そんなありきたりな情報を見るために使う時間はありません。
私もブログを書いていると、いつのまにか「気を使った文章」になっています。会社にいると多くの人がこうなるでしょう。
ブログは自分の思ったことを表現する場です。イケハヤさんは「味付けは濃い方がいい」としています。読者に自分の味を覚えてもらはないといけないのです。
あなたのブログはどうでしょうか?自分の意見を素直に表現できているでしょうか?
私はもっと自分が思ったことをストレートに表現していこうと思いました。
批判と上手に付き合う

私のイケハヤさんに抱く印象は「炎上する人」でした。
これは、一見悪いことのようですが、違います。炎上というのは、誰かの心を動かしたということです。価値を提供しているのです。
しかし、本人としてはなかなかメンタルにくることもあるようです。対応としては、「何を言われようがスルーする」、「新しすぎるものは周囲から理解されないと思うこと」です。
私のブログはまだコメントすらついたことがありません。おそらく人の心をあまり動かせていないのかなとも思います。
しかし、もしも否定的なコメントがきても真正面から受け止めとめず、さらりと受け流すぐらいの気持ちは持っておきたいものです。
書くだけで食べていくのは、決して楽ではない

私は会社を辞めてフリーで働きたいと思っています。正直、最近はロクな仕事をしていません。
このままでは心が腐ってしまいます。しかし、イケハヤさんが言うように、ブログだけで食べていくにはなかなか大変なようです。
ブログだけで、年間数十万の定期収入を得ているプロブロガーは国内でも数十人程度のようです。
これはブログをやっている人の何%にあたるのでしょうか。イケハヤさんはプロスポーツ選手として食っていくぐらいと書いています。
ブログは簡単に稼げないことは、やっていてすぐに分かりました。ブログを始めて8ヶ月がたちますが、未だに収入は0円です。
ブログだけで食べていくには、おおよそ月に30万PVほどが必要になります。私は月に1,000PVほどなので、300倍にしなければいけません。
しかし、これはあくまでブログ単体です。ブログが育てば、その他の仕事ができる可能性も増えます。
まずは1万PVあたりを目標にして頑張ろうと思います。 ちまたでは「ネットビジネスは楽勝」などありますが、100%嘘です。
ブログを始めても3ヶ月間はほぼアクセスは0です。ブログはとにかく細く長く続けていくしかありません。今は有名なブロガーでも始めは0の状態からです。私も地道に頑張ります。
書くことはストレスマネジメントになる

イケハヤさんは「自分の想いを文章や絵、音楽、行動などで表現することで、癒しを経験することができます」と書いています。
みなさんはストレスを感じた時どうしていますか?誰にも打ち明けられず、自分で抱え込んでいませんか?
私も人に相談しに行くタイプではないので、ストレスをよく抱え込んでいました。しかし、ブログだと自分が思っていることを素直に表現することができます。
私は上司から理不尽なことを言われた時、ブログのネタにしました。理不尽な上司の特徴やパターンをまとめて紹介するのです。
それを書いている内に、だんだんとイライラが収まってきます。ブログは自分の頭を整理しながら、気持ちも落ち着けてくれます。
そして、相手から嫌なことを言われても自分できちんと処理できるようになります。
会社で言いたいことも言えず、怒られてばかりのサラリーマンなどはぜひブログを始めてみましょう。
会社の出来事はネタになりますし、ブログでストレス解消することができます。オススメです。
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