「勝負論ウメハラの流儀」を読んだ学び

本

どうもヒロです。

今回はプロゲーマー梅原大吾著「勝負論ウメハラの流儀」の書籍レビューです。

前作の「勝ち続ける意志力」に続いて、今回は勝負について梅原さんが何を考えているのかとても参考になりました。

みんな毎日何かと戦っています、ゲームに興味がなくとも勝負の一般論を学ぶことができました。

勝ち続けることと、100戦100勝であることは違う

道

勝負である以上白星であるに越したことはないが、本当の問題は、それらが連続的に自分の成長につながっているかどうかだ。大きな矢印が右肩上がりでいるかどうかである。僕は、この状態を「勝ち続けている」と考える

本文P37-38

梅原さんは格闘ゲームで世界一のプレーヤーです。勝ち続けるとはゲームの試合で勝ち続ける意味だと思っていましたが違います。

勝負で勝ち続けることは不可能だと割り切り、勝ち負けの繰り返しの中で、自分の実力を少しでも上げることを「勝ち」と定義しているのです。

そして、そういった成長が大事で、表面的な結果として勝負に勝つことができるとしています。

そして、勝つことの「リスク」についても過去の経験から述べています。

みなさんは勝つことのリスクを考えたことはあるでしょうか?

梅原さんは勝ち続けると自分では気づかない間に高い場所へ登ってしまい、負けた時に大きなダメージになるリスクがあると言います。

私はこれを聞いてはっとしました。私はこれまで受験や就職活動で失敗していません。ずっと勝ち続けの人生だったのです。

しかし、会社に入って上司と反りが合わず、うつ病になってしまいました。

自分では何でもうまくやれると思っていたのですが、できませんでした。そして、今まで積み上げてきたものが一気に崩れ去ったのです。

結果を追い求めるとロクなことはありません。あくまでの自分の内面に目を向けることが大事なのです。

効率を追求しすぎない

アイデア

では、いよいよ具体的な「勝ち続ける」方法を考えていきたい。まず、僕が強く勧めたいのは、効率を最優先しないことだ。(中略)
基礎固めの段階こそ、たとえ最初のうちはボロボロに負けようと、人から笑われようと、納得できるまでじっくり回り道して考え、あえて定石やセオリーとされるものを疑い、時には崩してみる。自分で体験し、体験を通して学んでみる。そして、セオリーの意味を自分で再発見する。

本文P112

誰しも楽をして早く結果を得たいはずです。なので、できるだけ効率のいい方法を追求します。

しかし、梅原さんは全く逆です。まっすぐな道でも、あえて左や右に行ったり、壁にぶつかりながら進むのです。

セオリーとして確立されているものも、自分が納得するまで考えるのです。

梅原さんは自分を「不器用な人間」と評しています。

不器用ならば、効率のいいやり方はできない。であれば、1つ1つを地道に試してみればいいと。

そこでの失敗や成功を積み上げて行くことが大事だと言います。

勝ち続けるためには「基礎」が大事です。そして、基礎をどれだけ時間をかけて自分のものにできるかがポイントです。

基礎を効率よく終わらせてしまえば、基礎の後の応用がききません。そうなると成長することができなくなり、結果勝てなくなります。

みなさんはどのタイプでしょうか?

私は根っからの不器用です。新しいことを始めると、だいたい人より出遅れます。

しかし、成長し続けられるのは、むしろ不器用なタイプなのではと思い、勇気づけられました。

勝つために手段は選ぶ

ルール

まず書いておかなければならないのは、僕は「勝つための手段は選ぶ」ということだ。もちろん、一般的には「勝つために手段は選ばない」という成句として知られているわけだが、僕は正反対の立場を取る。それが相手を大切に扱うことであり、同時に嘘をつかず、ズルをせず、欠点を隠さないことにもつながっている。

本文P210

梅原さんは相手を尊重することを大事にしています。

知り合いの強かったゲーマーは相手の嫌がるプレーばかりをして、しまいには誰も対戦してくれなくなったようです。

勝負とは相手があって成立するものです。みなさんも経験があるのではないでしょうか?

勝つために手段を選ばない相手とは、2度と勝負をしたくないと思ったはずです。

誰にも相手をされなくなっては勝負どころではありません。まずは相手を尊重し、接することが大事なのです。

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