「フリーエージェント社会の到来」を読んだ学び(第9章から終わりまで)

本

今回はダニエル・ピンク著「フリーエージェント社会の到来 組織に雇われない新しい働き方」の書籍レビューです。

前回は第1章から第8章までのまとめでした。今回は第9章から終わりまでです。

「自分サイズ」のライフスタイルをみつけよう

パソコン

フリーエージェントのなかには、会社員時代は、職場では仮面を被っていて、家にいるときだけ本当の自分に戻れる気がしたという人も多い。こうした人たちも、フリーエージェントになって仕事と家庭をブレンドさせたおかげで、仕事をしている時もいつも「ありのままの自分」でいられるようになった。

本文P229,230

あなたはどうでしょうか?職場では本当の自分を隠していませんか?

私はそうやって仕事をしてきました。なぜなら仕事のスイッチを入れないと業務がうまくいかないからです。

自分が進んでとり組めないことに対して結果を出すためには、偽りの自分を作りあげるしかありません。

フリーエージェントは自分のやりたいことを仕事にすることで、そういった嘘を自分につかなくてもよいのです。

また、フリーエージェントには仕事とプライベートの境界が曖昧です。

フリーエージェントは仕事と家庭をうまくブレンドさせています。

一般的なサラリーマンの働き方では仕事と家庭を区別します。しかし、この働き方はもう古いのです。

子どもがいれば、会社に子どもを連れて行くことができません。

多くの人が大事な家族と離れて生活しています。

昔は家庭と仕事場が同じでした。それが工業時代になり、人は大きな機械を家に置けなくなり、外で働くことになりました。家庭と仕事の分離です。

しかし、今はどうでしょうか?

インターネットの仕事はパソコンとネット回線だけあれば問題ありません。家に入らない機械はもう必要ないのです。

私はサラリーマンとして会社に出勤をしていますが、ネットビジネスを主体に生活していきたいと思っています。

自宅で仕事をするメリットはたくさんあります。通勤はしなくてよいです。また子どもと過ごす時間も増えます。

今当たり前と思われている働き方は古いのです。もう誰でも新しい働き方はできるのです。

古い制度と現実のギャップは大きい

ルール

国民皆保険制がとられていないアメリカでは、勤めを辞めると、オーガニゼーション・マンの人生に欠かせないもの、すなわち雇用主を通じて加入する医療保険を失うことになる。


P247

この本では、これまでフリーエージェントのメリットを語っていますが、第12章ではフリーエージェントのデメリットや現実で起きている問題を書いています。

あなたはサラリーマンでしょうか?

私は一般的には大企業と言われるメーカーで働いています。

会社から毎月の給料や賞与もらって生活をしています。その他にも社宅を安く借りれたりします。

子どもがいるので、子ども手当を会社独自に支給してもらえたりもしています。

生命保険や自動車保険も会社の団体割引きで安く入ることができています。

日本ではサラリーマンが優遇されています。例えば年金の場合、サラリーマンだけが厚生年金に加入することができます。

確かに戦後の日本を立て直して高度成長させた立役者は「サラリーマン」でしょう。

その時代には「フリーエージェント」という言葉すらなかったかもしれません。

国の制度というものは変化が遅いものです。アメリカでは全国民の4分の1がフリーエージェントですが、日本も多くの人が自由な働き方をしています。

実情と制度のギャップはこれからもどんどん広がって行くことでしょう。

私はフリーエージェントになりたいですが、実際になった場合のシュミレーションをしておかないと、すぐにサラリーマンに後戻りしてしまう恐れがあります。

みなさんも、よく下調べをした上で行動されることをオススメします。

教育はテーラーメードできるようになる

教育

社会学者のマーシャル・マクルーハンは、学校は「子どもを放り込んで加工する均質化装置」であると書いてある。全国共通の学力テスト、一律のカリキュラム、均質化された子どもの集団。学校は、工業の業務処理の方法を一種の信仰にまで引き上げたのだ。

P300

フリーエージェントの働き方は「自分にぴったりの服」を見つけるようなものです。

これは教育にも当てはめることができます。

冒頭に書いたように、学校とは工場や会社で効率よく仕事をするために訓練される場所なのです。

あなたの会社ではどうでしょうか?学校とよく似たところはありませんか?

みんな同じ服装、同じ授業、同じ時間に来てみんなで帰る。チームワークを強制され、個人で目立つことは評価されない。

これは学校と会社の共通点です。

よく子どもが「何で学校に行くの?何で勉強するの?」という問いに対して、大人は困惑します。

それはなぜでしょうか。それは大人も何で学校に行っているのか分かっていないからです。

今の日本の制度だと、学校に行くことは「サラリーマンになる資格を得るため」でしょう。これ以外にありません。

サラリーマンの働き方は今も昔もほとんど変わっていません。学校教育も変わっていないのは当たり前です。

しかし、フリーエージェントはサラリーマンではありません。

この本では「在宅教育」を紹介しています。日本では馴染みはありませんが、自分が学びたいことを学べる教育スタイルは魅力的です。

学校教育の弊害に「比較」があります。人の能力、ましてや性格までが数値化されます。

これは企業にとって人を管理しやすいメリットはありますが、その他はデメリットしかありません。

人を比較して判断する癖がつくと、幸せになれません。なぜなら、上には上がいるからです。

今の学校教育はもう古いのです。新しい教育、新しい働き方に目を向けるべきなのです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください