「隷属なき道」ベーシックインカムを読んだ学び(第4章まで)

世界のお金

どうもヒロです。

みなさん、ベーシックインカムについてはどんな感想をお持ちですか?

悩めるサラリーマン
そうですね、効果もよく分からないし、実現は難しいのではないでしょうか?

書籍「隷属なき道〜AIとの競争に勝つベーシックインカムと一日三時間労働」を読んだ学びをまとめました。

この本は小難しいテーマを扱いながら、とても面白い(興味深い)本です。まずはベーシックインカムについて書かれている第1章から第4章までをまとめてみました。

ベーシックインカムの効果

世界

ベーシックインカムと聞くと、一定のお金が入るので「みんな働かなくなる」と思われます。確かにそうなると、政府の支出だけ増えて経済が活性化されず、税収が増えないので政策としては失敗に終わるでしょう。

最近ではFacebookのCEOのマーク・ザッカーバーグなどがベーシックインカムについて支持を表明していましたが、私は実現は難しいだろうなと思っていました。

ところがベーシックインカムはこれまで様々な国や地域で実験がされており、その多くが成功しているのです。

1970年代にカナダの1,000世帯を対象としたベーシックインカムの実験では、その町の入院期間が8.5%も減っています。また、家庭内の問題やメンタルヘルスの悩みも減った。

第2章より

つまり、ベーシックインカムを導入することでヘルスケアにかかる公共支出をぐんと下げることができたのです。

その他にもナミビアでは栄養失調の割合が42%から10%に急落し、無断欠席は40%から実質ゼロになったようだ。また、マウライでは少女と女性の就学率が40%も向上した。

第2章より

ベーシックインカムを導入することで、飢えや病気に苦しむことが少なくなり、身長は伸び、学校の生活や向上するのです。

支援団体はいらないのかもしれない

正解と不正解

世界には様々な貧困を支援する団体があります。

彼らは色々と考えて、貧困を撲滅しようと努力をしています。よくあるのが村に学校を作ったなどでしょう。しかし、この本ではそれらの施策に対して、「コストはかかるが効果は少ないと」論じています。

第二章の見出しは「福祉はいらない、直接お金を与えればいい」なのです。

無数の支援団体は貧しい人々が何を必要としているかを知っているつもりになっている。

第2章より

つまり完全に上から目線なのです。基本的に、貧困で苦しんでいる人は自分達で何が必要か分かっておらず「愚かだから貧困なのだ」という考えが基本にあります。

貧困とは、基本的に現金がないことだ。愚かだから貧困になっているわけではない

第2章より

貧困層にお金を渡したところ、彼らは唯一、嗜好品は買わなかったようです。彼らは自分達に何が必要かを十分に理解しているのです。

「貧しい人は怠惰だ」という主張は根強いのですが、これも科学者らによって違うことが立証されています。貧困者がフリーマネーを受け取ると、総じて以前よりも仕事に精を出すようになるとの結果が出ています。

今の日本社会の構造

日本

根強い「学歴社会」

私は自分で言うのはなんですが、恵まれた日本でそこそこの生活をしています。そして他の国の貧しい人達は自分よりも劣っていると考えていました(正直なところ)。

しかし、その考えがそもそもの間違いです。まさに支援団体の多くの人は貧困者を見下しているのではないでしょうか?

彼らには十分に考える力があります。ただ環境に恵まれなかっただけなのです。お金がないからまともな仕事に付けずに、悪さをしてしまうのです。

よくよく考えると、もし自分が貧しい家庭に生まれたらどうでしょうか?

義務教育は受けられても、高校や大学に進学することは難しいのかもしれません。そうなれば時給の安いアルバイトぐらいの仕事しかできない可能性はあります。

今の日本の仕組みですら、大学を出ないと給料が高い企業には就職できません。そして、大学に入るためには多くのお金が必要となります。

全ては「お金があること」が前提になっているのです。どんなに能力を持っていようが、お金が無ければ能力を伸ばすことができません。

生活保護の制度について

何度も言いますが、貧困は愚かなのではなく「お金がないだけ」なのです。支援団体を運営する費用があるのであれば、貧困層にただ、お金を与えればいいのです。

日本では生活保護の制度があります。生活保護の受給者はなぜよく問題になっているのでしのうか?

それは恐らく先ほど言った「貧困は愚かだ、愚かでなければいけない」という考えてが日本には根強くあるからだと思います。

その考えを貧困な人も感じています。すると貧困な人は自分に能力が無いと思い、働こうとしなくなります。これでは何の解決にもなりません。

また生活保護の受給者は役所からの監視を受けます。完全に強者と弱者の関係が出来上がってしまっているのです。

こんなことを続けると貧困層はさらに愚かにならざるを得ません。問題を解決することが難しくなるだけです。

そんなことはせずに、ただお金を与えてみてはどうでしょうか?それが成功することは世界のフリーマネーの実験が証明をしています。

アメリカでは本格的にベーシックインカムを制度して導入しようとしたようです。しかし、昔イギリスでベーシックインカムが失敗したという「嘘のデータ」を当時の大統領が信じて、計画のまま終わりました。

世界には富が集中しています、それを貧困層にただ再分配するだけで世界はよりよくなるでしょう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください