自動車メーカーで辛かった仕事ベスト3

悩む男性

どうもヒロです。

みなさん、自動車メーカーに興味はありますか?

今回は自動車メーカーの技術者として生産技術で働いている私が、実際に辛かった仕事をまとめました。

新車の設備を導入した仕事

仕事

とにかく仕事量が多い

生産技術では主に、新しい車を作るための設備を工場のラインに導入することが仕事です。

私はこの仕事を入社6年目から7年目で行いました。

組立工場の設備は100以上ありますが、その設備がそのまま新しい車で使えるわけではありません。

車の構造が変われば、それに対応するように設備を新設したり、改造したりしなければいけないのです。

最近では車の構造が大きく変わるため、ほとんどの設備を作り変えなければいけません。

100以上もある設備を5人〜6人のチームで更新します。

私は先輩と2人チームでした。私は設備の担当が初めてで、とにかくやるべきことが多く失敗続きでした。

先輩も仕事を抱えすぎており、仕事がまったく回っていないような状況だったのです。

新車立ち上げの直前は地獄

新車の立ち上がりの日程が決まっているので、何としても設備を作り上げなければいけません。

もしも仮に設備が完成していなければ、新車を作ることができなくなります。

そんな当たり前のことが分かっているので、メンバーは立上げ直前は必死になって仕事をします。

この時に上司から「本当に間に合うのか?」というフォローが毎日のように来ます。

さらに、設備を入れる現場からも「本当にこの設備を入れて大丈夫?」と聞かれます。

納期は迫っている、上司や現場からのフォローはきついわと、新車の立上げはとにかくキツイ仕事です。

品質不具合に関係する仕事

車

先輩から渡された治具

生産技術は設備だけでなく治工具も作ります。治工具とは車の部品を決まった位置にきちんと付けられるようにする道具です。

私は入社1年目にワイパーの位置決め治具を担当しました。元々は先輩が担当していた治具でしたが、試作品が完成した時点で先輩が部署異動したために引き継いだ治具です。

私は「試作品も完成しているから、あとは現場に渡すだけ」と考えていました。しかし、渡された試作品を使うと、まったくワイパーの位置が決まらないのです。

ワイパーの位置はある基準から何mm以内に組み付けるか決まっています。その試作品はその基準から大きく外れていたのです。

とはいえ、新車はすぐに立ち上がります。私は何とか改良した治具を使ってラインの作業者に使ってもらいました。

止まらない不具合

自動車メーカーでは100台に1台でも不具合が出ると失格です。100%の良品が求められるのです。

私が渡した治具は不具合がなかなか止まりませんでした。不具合が出ると、品質の担当者から呼び出されます。

担当者からは「これ、いつになったら直るんですか?」と言われます。また治具を使っている現場からも「いつまで不具合を出させるんだ?」と言われます。

そして、一番きつかったのは「自分の上司にありえないほど怒られた」ことです。

上司は状況を把握しないまま「どうなってるんだ、早く直せ」としか言いませんでした。

きちんとフォローすべき上司がこれでは、余計にプレッシャーがかかるだけです。あの時は完全にノイローゼでした。

そして、改良を3回ほど行って、やっと不具合が収まるようになったのです。今思い出しても、あの時には絶対に戻りたくないです。

5カ国の意見をまとめる仕事

会社

自動車メーカーは国内だけでなく、海外にもたくさん工場があります。同じ車を海外でも作っているのです。

設計が書いた図面に対して、生産技術は意見をすることができます。

例えば、作業スペースを確保するために、部品の配置を変えてもらったりするのです。

図面の検討会に同じ車を作る5工場の代表が集まりました。もちろんホストは日本です。残念なことに、私はその取りまとめになりました。

海外の代表は自分達が楽に作業できるように、かなり無理な要求を設計にしようとしていました。

しかし、それは明らかに車の性能を落とす要求は、車のコストを上げてしまう提案だったのです。

海外の言い分を聞きながらも、「できないことはNo」と言い続けるしかありませんでした。それでも海外の代表はしつこく日本を責め立ててくるのです。

その検討会は長く3ヶ月ほどになりました。最後の方は何とか話もまとまりましたが、とにかく苦しい毎日でした。

まとめ

ポイント

自動車メーカーの仕事は苦しいことばかりです。求められる技術力も高いのですが、何と言っても対人能力がないとやっていけない仕事です。

職場の人間関係はもちろんのこと、仕入先や現場ともうまく人間関係を作っていかなければなりません。

仕事がキツイ分、給料が高く福利厚生もしっかりしています。多少のことではヘコタレナイ自信がある方は、ぜひ自動車メーカーにチャレンジしてみてください。

 

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