【自動車メーカー社員が語る】自動車メーカーの将来性について

自動車

どうもヒロです。

あなたは自動車メーカーに興味はありますか?

一昔前は自動車メーカーは花形の就職先でした。日本でトップの売上高を誇るトヨタ自動車を筆頭に、日産自動車、ホンダ、マツダ など、とにかく力のある企業ばかりでした。

私は自動車メーカーの9年目ですが、今となってはその栄光は過去のものになろうとしています。まとめてみました。

自動車メーカーの将来が暗い理由

変化対応力が低すぎる

自動車メーカーでは、数千〜数万もの人が働いています。

私の会社でもおよそ1万人の人が働いています。その9割が工場で実際に車を作る人たちです。残りの1割が設計などの技術部門や人事などの管理部門になります。

このように自動車メーカーは多くの従業員を抱えて、なんとか利益を出しています。

今までは形は多少違えど、ほとんど同じ部品の組み合わせでした。

まずベースはガソリンエンジンです。

私の会社ではガソリンエンジンだけを作る工場があり、そこに2,000人が働いています。

しかし、今後のトレンドは「電気自動車」です。そうなると、そもそもエンジンがいらなくなります。

そうなると、今のエンジン工場は要らなくなくなります。2,000人がフリーターになるのです。

その2,000人の内、派遣社員は切られるでしよう。残りの正社員も行き場所がありません。

このように、自動車メーカーでは分業が進んでいるため、ある分野がなくなると多くの雇用が一気になくなることになります。

組織が大きすぎるために、変化対応力がないのです。

管理部門が多すぎる

自動車メーカーでは、人事や経理の他にも謎の管理部門が多く存在します。

例えば◯◯改革室などです。このグループにはなぜか課長クラスの人がたくさんいます。課長クラスといっても、部下を持っていない、ただ給料の高い人達の集まる場所です。

過去にパワハラなどの問題を起こしたり、グループを崩壊させた元課長達が集まる場所なのです。

先輩に、とある改革室の仕事を聞くと、先輩は「あそこは何やってるか分からん」と言っていました。

自動車メーカーでは若手の給料はほとんど上がらなくなりました。しかし、お偉い様達はどんどん昇進をしています。

つまり、これらのお偉い様の給料を保証することが第一の目的になっているのです。

そのため会社の労務費はどんどん上がり、平社員だけが搾取されていくのです。

このような管理者だけを優遇している企業は衰退するしかありません。

あくまで彼らは自分たちのことしか考えておらず、「定年するまで会社が持てばいいや!」と思っているのです。んー終わってますね。

国内の雇用が維持できない

自動車メーカーは国内だけではなく、海外に多くの工場を持っています。

そして国内の売り上げがどんどん落ちています。私の会社では7割が海外での売り上げです。特に中国の伸びが大きいです。

疲弊しきった日本で車を持つことは、ほとんど不可能になっているからです。当たり前ですよね。

なので国内で生産する意味がほとんどなくなっています。つまり、国内の雇用は減る一方です。

例えば、一つの工場が潰れたとします。そこで働いていた従業員はもちろんのこと、工場から設備などを受注していたメーカーも大打撃を受けるのです。

自動車メーカーが発注した仕事は、1次、2次、3次の下請けに流れていきます。

工場が1つ潰れただけで、多くの人がフリーターになります。

まさにドミノ倒しのようになるのです。

一部の技術者だけが生き残る時代へ

作業着の男性

今の自動車メーカーは贅肉が多すぎです。先ほどの管理部門もその一例です。

また、総務だけだも何十人もいます。謎だらけです。

今後は仕事ができる一部の技術者が生き残り、その他はリストラされるでしょう。

流れとしてはこんな感じです。

①工場の派遣社員が切られる

②管理部門の派遣社員が切られる

③工場の正社員が切られる

④事務系の正社員が切られる

⑤技術系の仕事できない正社員が切られる

しかしながら課長クラスの既得権益層は切られない。です。

これからをどう生きるのか

男性

今までは、1つの会社で定年することが当たり前でした。つまり、その会社だけで通用するスキルを身につけて、上司にゴマを擦れば生きられる時代でした。

しかし、これからは個人の市場価値を高めなければ生きていけません。

どこにでも通用する一般的な技術がないと転職することもできません。

残念なことに、自動車メーカーではその一般的に通用する技術がほとんど身につかないのです。これはマジです。

技術職でも、そのほとんどは関係者との調整業務だからです。んー終わってます。

自動車メーカーに入るのであれば、技術職の設計ぐらいしかありません。その他はこの先なくなる部署です。

日本が下降トレンド、自動車は売れない。さらに自動車が根本的に変わろうとしている。その波に巨大な企業は乗れない。

これら厳しい状況を乗り越えられる自動車メーカーはほとんどいないでしょう。

シャープや東芝と同じような運命を辿ることはほぼ確実ですね。

明治維新ばりに、国を挙げてこれらの問題に取り組まないと、日本は終わりです。

でわ。

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