自動車メーカーの「3K」の実際のところまとめ

製造業

どうもヒロです。

あなたは、製造業の3Kを知っていますか?

3Kとは「キツイ・汚い・危険」のことです。

私は自動車メーカーの生産技術で働いています。

今は現場を管理する仕事ですが、新入社員の研修では実際に現場で車を組み立てていました。

今回は自動車メーカーの3Kの実際のところをまとめてみました。

3K.キツイ

作業着の男性

勤務が不規則

工場はほぼ24時間稼働しています。現場の作業者は2交替制、保全は3交替制で働いています。

1直は6時から15時まで働き、2直は16時から深夜1時まで働きます。

そして次の週には1着と2直が入れ替わるのです。

つまり、朝型生活と夜型生活を毎週入れ替わりで行います。

初めはこの生活リズムに慣れません。2直から1直に変わる週は早く寝たいのに寝れません。睡眠不足になることもよくあります。

仕事自体がハード

仕事自体もかなりハードです。工場は流れ作業です、早い時には1分に1台車が流れてきます。

作業が遅れるとラインが止まる仕組みになっているので、サボることもできません。

2時間で10分間の休憩がありますが、またすぐに2時間作業を続けなければいけません。

ラインが稼働中は水を飲む暇もないぐらい忙しいです。

私は半年間、現場で作業をしましたが、体重が10kg程度落ちました。

夏場は汗でシャツが体に張り付いていました。空調は効いているのですが、とにかくキツイ思い出しかありません。

3K.汚い

ブルーの背景

自動車メーカーで差はありますが、比較的工場内はキレイです。

自動車メーカーの工場は一般のお客さんにも公開をしていて、よく小中学生が見学に来ています。

自動車メーカーに入社すると4S(整理・整頓・掃除・清潔)を徹底的に教育されます。

工場をキレイにすることが当たり前だとみんな思っています。

また、現場のラインで働けなくなった作業者は掃除担当になります。毎日のように誰かが掃除をしているので、工場はキレイです。

その他にもトイレなどは外注の掃除業者を雇っていますので、清潔に保たれています。

しかし、塗装工場などはどうしても塗料を扱うために汚れます。

組立工場は加工等がないので作業をして汚れることはほとんどありません。

3K.危険

注意点

作業者は疾病によくなる

自動車メーカーでは毎月のように災害が起きています。

災害を無くすために色々な努力をしていますが、0件にすることは不可能です。

自動車メーカーには危険が数えきれないほど潜んでいるのです。

取り扱う工具で怪我をする場合もあります。最もメジャーな怪我はバネ指です。

ボルトやナットを電動インパクトで締付けるのですが、何回も引き金を引いていると、人差し指が曲がらなくなるのです。

同じ作業を繰り返し行うことで、体のどこかを悪くすることが多々あります。

車の中に乗り込んで作業することもあるので、作業姿勢は決して良くはありません。

現場の作業者はどこかに持病を抱えています。

設備や牽引車も危険

さらに自動車部品は重量物なので、組付けの際には重力補助をする設備を使います。

その設備と人が挟まれたり、接触することで怪我をしてしまう場合もあります。

また、工場内では部品を運搬する牽引車が走っていますので、歩行者が牽引車と衝突をして怪我をする場合もあります。

その他も火災や感電のリスクなど、数えきれないほどの危険があります。

製造業はいつも人手不足

ストレス

このように、昔よりは格段に改善されているものの、製造業の3Kは未だに存在します。

自動車メーカーでは生産負荷の調整のため、多くの派遣社員が働いています。

先日、人事部の報告を聞いたところ、派遣社員の定着率が以上に低いとのことでした。

入社した次の週には音信不通などはよくあることだそうです。

そもそも8時間も同じ作業ばかりすると体力ももちろんののと、精神的にも疲れます。

私は半年間ずっと箱の中に決められた部品を入れる作業をしていましたが、なかなか辛かったです。

待遇面は破格

お金

このように慢性的な人手不足に陥っている自動車メーカーですが、待遇面はかなりいいです。

現場作業は基本給の他に残業代、交替勤務手当、深夜勤務手当が付きます。さらに寮も準備されています。

入るタイミングによっては入社祝金がもらえます。

そんな状況でも人が集まらない、集まってもすぐに辞めていくのが現状です。

まとめ

ポイント

自動車メーカーの3Kは健在ですが、作業環境は年々よくなっています。

管理する側もできるだけ作業者に優しい工場作りをしているからです。

しかし、実際は派遣社員がキツくてすぐに辞めてしまいます。

そもそも8時間も立ちっぱなしの作業はキツイですから。

あなたが体力に自信があり、単純作業も苦にならないのであれば、自動車メーカーの工場勤務にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください