自動車メーカーの職種を徹底的に解説します

自動車

どうもヒロです。

みなさん、自動車メーカーに興味はありますか?

悩める就活生Aさん
待遇も良さそうなので興味はあります!
管理人ヒロ さん
分かりました、自動車メーカーの職種についてお話ししましょう。

自動車メーカーの技術職

図面

私は大手自動車メーカー子会社の技術職です。

私が働いている生産技術についてはこちらにまとめています。

設計

設計はデザイン部から提示された絵をベースに図面を書く仕事です。

今の車はたくさんの基準を満足しなければ作ることができません。

燃費や排ガス規制はもちろんのこと、異音や重量にも制限があります。

また、安く作らなければいけないので材料や加工も工夫しなければいけません。

図面が書けても、実際に組付けができないと意味がないので周辺部品とのクリアランスも確保しなくてはいけません。

色々な要件を満足してやっと図面が完成します。

図面は基本的にはCADを使って書いています。今はほとんどが3D-CADです。

新車のプロジェクトも終盤になると、実際の工場で設計した部品を組み付けます。

ここでよくあるのが、部品が組付かなかったり、入れるときに固かったりすることです。

そうなると、設計者はその場で手直しをすることになります。設計者は最後まで自分の部品に責任を持たないといけません。

納期にも追われるので、メンタル(精神的な病気)になる人も多いと聞きます。

実験・評価

車の様々な要件を満足するため、必要な実験や評価をします。

完成車の評価としては耐久、耐熱、耐寒、衝突、異音、水漏れ、防錆などがあります。

CAEというデジタルの解析ツールを使ったり、実験棟で評価を行なったりさまざまです。

要件を満足しないと、設計に図面を変えてもらったり、生産技術に作り方を変えてもらったりします。

よくあるのが、エンジンの熱で周辺の部品がダメになるので、インシュレーター(アルミの板)を入れたいなどです。

また、衝突試験がNGだったのでブラケットを追加してほしいなどお願いしなければいけません。

特に車の安全に関わる評価は即リコールにつながるので、大変です。

品質保証

製造される車に不具合があった場合に対応する部署です。

工場内で見つかる場合はまだいいですが、出荷した後に見つかると現地まで行くこともあります。

私の先輩は海外まで手直しに行ったようです。

車の不具合はキズやよごれなどのすぐに直せるものから、異音や水漏れなどの原因を見つけるところから始まるものもあります。

不具合はいつ起こるか分かりません。工場は夜も動いているので夜遅い時間に呼び出されることもあります。

私の先輩は品質保証部ですが、不具合がない時は楽ですが、不具合をかかえるとかなり大変なようです。

製造エンジニア

生産技術は新しい車を作るまでの準備をする仕事ですが、製造エンジニアは実際に生産している車の不具合の対応をする仕事です。

不具合は品質保証部と協力をして行うことが多いです。

組立工場の不具合でいくと、キズ・汚れなどから、設備トラブルまで幅広く対応をしなくてはいけません。

部品の不具合ですと設計はもちろんのこと、仕入先まで足を運ぶこともあります。

不具合が続いてしまうと、最悪の場合は車が作れなくなってしまいます。

私の同期は組立の製造エンジニアですが、急な不具合の対応などで残業になることも多いようです。

現場ではなかなか解決できないような難しい問題を解決しなければいけないので、高い技術力も必要になります。

自動車メーカーの事務職

製品企画

車の開発はまず企画から始まります。製品企画では世界情勢や車のトレンドなどを読んでどんな車を作るか決めます。

最近ではSUV系の車を積極的に投入したり、EVやPHVの企画が多くされています。

製品企画は車の大枠を担当の設計や生産技術と決めます。

どんなエンジンを乗せるかや何人乗りにするか、大物部品の配置などです。

私は組立の生産技術でしたが、新しい車のエンジンルーム内の部品配置を製品企画の方と議論していました。

製品企画は「売れる車」を作り出さなくてはいけません。多くの部署を取りまとめなくてはいけず、かなり大変です。

車ごとにプロジェクトルームが作られますが、それぞれの部署が自分達の要望を通そうとします。

車にとって何が1番いいのか決断をしなくてはなりません。車が完成したときの喜びは大きいと思いますが、かなりタフでないとできない職種です。

人事

人事は新入社員の採用担当のイメージが強いと思いますが、それだけではありません。

派遣社員や中途社員の採用も行います。自動者メーカーでは生産が忙しくなると人を集めなくてはいけません。

面接はもちろんのこと、入社してからの研修や寮の整備までやることはたくさんあります。

最近は派遣社員がなかなか集まらないようです。自動車メーカーの現場勤務は過酷なので、入ってもすぐに辞めてしまいます。

そんな時には現場のリーダーに対して、派遣社員に対しての接し方を話合ったりとなかなか苦労の多い仕事です。

そして、メーカーによって違いはあると思いますが、給与の計算と支払いや福利厚生についての業務も人事でしている場合もあります。

人事は採用だけしていればいいのではなく、多くの仕事をしています。

調達

1台の車には数千個の部品が使われています。その1つ1つをどこのメーカーで仕入れるかを決めて安く買わなくてはいけません。

自動車メーカーは多くの下請けと呼ばれるメーカーと取引をします。

無理な値引きをしては下請け法という法律を違反してしまい、処罰の対象になります。

きちんとした交渉をもとに部品を調達しなければいけません。

また工場で行われる工事についても調達には仕事があります。生産技術がやりたい工事について、安くて質のいい工事業者を選ばなくてはいけません。

同じ工事でも業者によっては2倍も値段が違うこともあります。

調達は自動車メーカーが利益を出すためにとても重要な役割をしています。

工務

日々の生産計画を立てるのは工務の仕事です。自動車メーカーでは残業時間が毎日違います。

お客様に早く車を届けるために細かな生産計画を立てなければいけません。

自動車メーカーは地震や台風によって工場が稼働できない時もあります。そういった場合の挽回計画も工務が主体となって進めていかなくてはいけません。

また、部品メーカーから来るトラックの輸送ルートや時間の管理も工務がしなくていけません。

工務には柔軟な対応力が求められるのです。

悩める就活生Aさん
自動車メーカーの職種がよく分かりました!
管理人ヒロ さん
多くの部署が関わり合って車はできているぞ!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください